みんなの銀行とは

みんなの銀行はスマホで簡単にお金の管理ができる、若い世代を中心に利用者が増えているデジタル銀行です。

アプリをダウンロードしなければ利用できませんが、金融機関コードを持つ正式な銀行です。

カジュアルでおしゃれな雰囲気なので「本当に信用できる?」「口座を開設しても大丈夫?」と不安に思いがち。

みんなの銀行とはどのような金融機関なのか、お得なキャンペーン情報も合わせて詳しく解説します。

みんなの銀行とはスマホで資金を管理するデジタル銀行

みんなの銀行とは、日本で初めて設立されたスマホだけでお金の管理が完結するデジタル銀行です。

2021年にサービスを開始して以来、口座開設数は150万を突破。

実店舗を持たず、利用するには公式スマホアプリのダウンロードが必須です。

2023年4月現在、iOS(iPhone)またはAndroidのスマートフォンに対応しています。

みんなの銀行対応端末
端末利用可能なソフトウェアのバージョン
iPhoneiOS 13.0以降
AndroidスマートフォンAndroid 8.0以降

タブレット端末からの操作は、正常に動作しない可能性があるとしておすすめしていません。

みんなの銀行の特徴は2つ。

  • 新興のベンチャー企業ではなく、銀行運営実績のある金融グループの子会社
  • 郵送物なし、キャッシュカードなしの完全スマホ完結

お金を預けるなら、金融機関としての高い信用は必須。

みんなの銀行は、見た目のおしゃれさだけでなく経営基盤の安定度を重視したい人にも向いています。

口座開設にあたって、面倒で時間のかかる手続きがないのも大きな特徴です。

九州が地盤のローカル銀行グループ子会社で怪しい銀行ではない

みんなの銀行は、九州で3つの地方銀行を運営するふくおかフィナンシャルグループの子会社です。

10年ほど前から時代の変化に合わせたデジタルサービスの構想があり、2021年に「みんなの銀行」のリリースで実現。

れっきとした銀行で、金融庁から銀行業の営業免許を取得し、金融機関コード(銀行コード)も持っています。

金融機関コード(銀行コード):0043

経営幹部はいずれも福岡銀行で長く銀行経営に携わってきた、金融業務のベテラン。

斬新なサービスを提供する一方で、安心して預金できる体制を整えています。

もし銀行が破綻しても1,000万円までの預金は保護される

みんなの銀行に預けられたお金(預金)は、預金保険制度の対象です。

預金保険制度とは、万が一銀行が破綻しても一定の預金が保護される制度。

銀行が多額の負債を抱えて倒産しても、預金のうち元本1,000万円までと利息分は手元に残ります。

預金保護の例

預金口座に合計300万円ある人…全額保護され、銀行が破綻しても損はしない

預金口座に合計1,500万円ある人…元本1,000万円₊利息分は保護されるが、残りは破綻した銀行の財務状態によってカットされる場合がある

日本国内に本店を置く他の金融機関と同じ保証が付いているため、預貯金に関しては全く問題ありません。

口座開設時やサービス契約時の郵送物なし!キャッシュカードも存在しない

みんなの銀行は、口座の開設から利用までスマホ内で手続きが完結し、原則郵送物はありません。

キャッシュカードや紙の通帳も届かないため、手元で管理するのはスマホだけです。

口座開設の流れは以下の通り。

  1. App StoreまたはGoogle Playからみんなの銀行アプリをダウンロード
  2. アプリで必要事項を入力
  3. 本人確認書類とビデオ通話機能で本人確認
  4. 本人確認完了と手続き案内のメールを待つ
  5. パスワードとATM暗証番号設定後、口座開設手続き完了

本人確認や契約書類を送る必要がなく、最短即日で上記手続きが完了します。

本人確認書類は以下のいずれか1つ、顔写真付きのものが必要です。

  • 運転免許証
  • パスポート(富士山図柄のものは対象外)
  • マイナンバーカード
  • 住民基本台帳カード (写真付き)
  • 運転経歴証明書
  • 身体障害者手帳(カード様式)
  • 精神障害者保健福祉手帳(カード様式)

手続きを始める前に手元に用意しておくと、口座開設がスムーズに進みます。

デジタルバンク「みんなの銀行」とネット銀行の違いは?

インターネットやアプリでお金を管理するだけなら、他にも多くあるネット銀行と変わらないように見えます。

みんなの銀行とネット銀行の大きな違いは以下の3点です。

みんなの銀行ネット銀行
口座開設時の郵送物なしあり
ログイン登録したスマホ1台のみでしかログインできない複数のパソコンやスマホからログインできる
キャッシュカードなしあり

ネット銀行にはない、みんなの銀行の強みは強固なセキュリティです。

どの銀行でも不正利用対策は厳重ですが、みんなの銀行はリスクそのものが少ないです。

ログインできる端末はスマホ1台のみで、もしパスワードを知られてもパソコンからはログインできません。

ログイン後も、取引の内容に応じて各種認証が求められます。

スキミングや盗難・紛失が心配なキャッシュカードもなく、万が一の被害に遭う確率が低いです。

みんなの銀行では1つの口座で6つの機能が使える

みんなの銀行は、6つの機能を使いこなせればお金まわりの管理が1つの口座だけで完結します。

サービス名機能
Wallet(ウォレット)普通預金
Box(ボックス)目的別に分けられる貯蓄預金
デビットカード口座から直接引き落としで買い物できる
Record(レコード)データ連携やハッシュタグでお金の動きを見える化
Cover(カバー)足りない分の支払いを自動的に立て替え
Loan(ローン)アプリ完結の借り入れサービス

目的別にお金を貯めたり、ハッシュタグで収支を管理できたりするのが従来の銀行とは大きく異なるポイント。

1つのアプリ内ですべて操作できるため、計画的に資金管理しやすいです。

銀行の普通預金と同様に使えるWallet(ウォレット)

みんなの銀行の「Wallet(ウォレット)」は一般的な普通預金と同じで、銀行の基本機能です。

いつでもお金の出し入れができるため、財布感覚で利用できるお金を預金できます。

  • ATMでの入出金
  • 各種支払い
  • 他の銀行口座への振込
  • デビットカードの利用

上記4つは、ウォレット経由で行います。

定期的に振込が必要なら、「定額自動振込」機能も利用できます。

うっかり支払いを忘れがちな人には特に向いているサービスです。

振込手続きの手間が省けるLinks(リンクス)が便利

Links(リンクス)は、振込先情報の登録サービスです。

過去の振込履歴、または今行った振込から登録でき、今後は口座番号を入力する必要がありません。

名前や銀行名、口座番号が一目で確認でき、振込ミスを事前に防げます。

貯蓄預金はBox(ボックス)で目的別に貯められる

貯蓄預金スペース・Saving(セービング)内では、目的別に貯金を仕訳けるBox(ボックス)機能が使えます。

Boxは最大20個まで作成可能。

以下の機能もプラスすれば効率よく目標に向けて貯金できます。

  • 目標金額、目標日設定
  • 定期的に決まった金額をWalletから移すスケジュール機能

セービング内のお金は直接引き出せないため、使い過ぎ防止にも役立ちます。

一般的な銀行では、定期預金や定期積立預金は別で口座作成が必要。

みんなの銀行は1つの口座内で簡単に貯蓄用スペースが作れて、気軽に堅実な資金管理ができます。

使わないお金は貯蓄預金に移せばお金が増えやすい

普通預金(ウォレット)と貯蓄預金(Saving)では、適用される預金金利が異なります。

Walletに入っているお金をSavingに移すだけで、適用金利は100倍に。

適用金利(税引前)1年間100万円預けたときの利息
Wallet0.001%​10円
Saving0.1%​1,000円

プレミアム会員になるとSavingの金利は0.3%とさらに上がります。

投資のようにお金を減らすリスクはないので、使う予定がなければどんどんSavingにお金を移しましょう。

デビットカードもカードレス!ネットと実店舗での使い方を解説

みんなの銀行のデビットカードは、カードを持っていなくても実店舗でも買い物ができるサービスです。

利用分は銀行口座(Wallet)から即時引き落とし。

限度額設定もできるため、手持ちのお金以上に使い過ぎる心配がありません。

携帯電話利用料金や、JCB加盟店の公共料金支払いにも対応。

デビットカードには利用特典として利用額に応じたキャッシュバックがあり、還元率は0.2%です。

キャッシュバック(0.2%)参考金額
利用額還元額
3万円60円
5万円100円
10万円200円

銀行口座からの直接引き落としで支払うよりも、デビットカードを利用する方がお得です。

実店舗での利用にはスマホ決済への登録が必要

街中でみんなの銀行のデビットカードを使うには、あらかじめApple PayやGoogle Payに登録が必要です。

プラスチックカードがないため、クレジットカードのようにスキャンする方法では使えません。

1回の利用限度額は3万円以下のため、日常的な買い物での利用がメインとなります。

ネットショッピングはJCB加盟店で利用可能

ネットショッピングでは、JCB加盟店でのみ利用可能。

使い方はクレジットカードと同様で、購入時にカード番号の入力や本人認証をすると決済に進めます。

利用限度額は設定した範囲内で、高額な買い物にも対応可能です。

ハッシュタグで簡単にお金の管理ができるRecord(レコード)

Record(レコード)は、ハッシュタグやクレジットカードとの連携で分かりやすくお金が管理できる機能です。

入出金履歴を確認できるだけでなく、自分なりのカスタマイズができて家計簿代わりにも使えます。

Record活用例

  • ランチ代をデビットカードで支払い、履歴に「#ランチ」と付けて毎月のランチ代を管理
  • 電子マネーやクレジットカードを連携させ、出費をまとめて管理
  • 他の銀行口座や証券口座を連携させ、資産の増減をグラフ化

紙の通帳への直接書き込みや、別のソフトを使って手入力していたものがRecord機能1つで完了。

細かく収支項目を設定する必要がないため、途中で挫折しにくく軽い気持ちで資金管理が続けられます。

Cover(カバー)は利息なしで5万円まで不足分を自動立て替え

Cover(カバー)はWalletが残高不足になった際、不足分を自動的に立て替えてくれるサービスです。

金額は最大5万円まで、立て替えられた金額は口座のマイナス表示ですぐに確認できます。

Cover(カバー)での立て替え分には返済期限がなく、無利息なのが最大のメリット。

クレジットカードの引き落としやデビットカードでの支払いの不足分など、様々な出費をカバーします。

急に現金が必要なときにも頼れる

Coverは支払いだけでなく、ATMからの出金にも対応。

残高は1,000円しかないけれど今すぐ1万円必要なときも、Coverで9,000円立て替えて出金できます。

返済はWalletにお金を入金するだけで、何日経っていても利息は0円です。

9,000円立て替えたら返済も9,000円だけで済むので、Coverの利用では余計な出費がありません。

Loan(ローン)はアプリ内で申し込みから返済まで完結する借り入れサービス

Loan(ローン)は、銀行カードローンにあたる借り入れサービスです。

郵送物やローンカードがなく、アプリ内で契約手続きから借り入れ・返済までできます。

貸付条件は以下の通りです。

金利1.5%~14.5%
限度額最大1,000万円
借入可能額1,000円以上、1,000円単位
申込条件20歳以上69歳以下で安定収入がある人
みんなの銀行口座を持っている人

クレジットカードのキャッシングや消費者金融でお金を借りると、金利は18.0%が一般的です。

みんなの銀行のLoanは上限金利が14.5%に設定されており、銀行カードローンの中では平均的です。

銀行カードローン金利(年)
三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック1.8 〜14.6 %
みずほ銀行カードローン1.5~13.5%
auじぶん銀行カードローン通常:1.48~17.5%

利息の支払いをなるべく抑えながら必要な資金の借り入れができます。

カバーとローンは申し込みと審査が必要!審査内容や利用できない人の特徴は?

立て替えサービスCoverと貸付サービスLoanは、自動付帯ではなく申し込みと審査が必要です。

借り入れサービスを利用するには、本人が収入を得ている必要があります。

Loanは申込条件に安定収入がある人と明記されているため、無職は利用できません。

Coverについても、Q&Aに以下の記載があります。

Q.無職になった場合でもCover(カバー)は利用できますか

A.更新審査によりご利用を停止させていただく場合があります。
(引用元:みんなの銀行

Cover、Loanとも契約は1年更新で、契約中に無職になると次回更新できない可能性があります。

CoverやLoanの審査内容は?審査落ちしやすい人の特徴

審査内容は公表されていませんが、借り入れの審査では以下の項目が重要視されます。

  • 希望額に対して収入は十分にあるか
  • 過去の支払いで遅延を起こしていないか
  • 他社で借り入れがないか

Loanの限度額は最高1,000万円ですが、借りられる額の限度は年収の3分の1(貸金業法の総量規制程度)と考えましょう。

借りたお金を誠実に返済できるかは、過去の支払い状況で信用度を計ります。

クレジットカードやカードローン、キャッシングで返済遅延を起こした経験があると、審査に落ちやすいです。

他社借り入れが多い人も、返済能力に不安を持たれがち。

一般的に銀行のローンは審査が厳しい傾向にあるため、不安がある人は消費者金融を検討しましょう。

みんなの銀行のプレミアムサービスとは?月額600円支払ってもメリットが多い理由

みんなの銀行は、月額600円のプレミアムサービスにアップグレードするとメリットが多くなります。

月額料金が発生する銀行は珍しいため、抵抗を感じる人も多いです。

プレミアム会員のメリットは主に5つあり、使いこなせば月600円程度はすぐ元がとれます。

  • 貯蓄預金の金利が上がる
  • デビットカードの還元率が1.0%に上がる
  • 各種手数料の無料回数が増える
  • Cover(カバー)が利用できる
  • レコード連携先データがいち早く更新できる

プレミアムサービスは、利用開始から6か月間は無料で利用できていつでも解約できます。

1つでも魅力があると感じたら、試しに登録して実際にお得なのか体験しましょう。

貯蓄預金の金利アップ!ネット銀行と比較しても高い

貯蓄預金(Saving、Box)の金利は基本0.1%ですが、プレミアムサービス会員は0.3%と3倍です。適用金利について、他のネット銀行の普通預金と比較しました。

銀行普通預金金利(税引き前)
楽天銀行0.02~0.1%
住信SBIネット銀行0.001%~0.01%
ソニー銀行0.001%
イオン銀行0.01%~0.1%
auじぶん銀行0.001%~0.2%

他社の普通預金金利は、みんなの銀行のWallet(普通預金)と貯蓄預金の中間。

金利に幅がある銀行で好条件にするには、他のサービスとの連携やランクを上げるなど条件達成が必要です。

適用金利の違いで、1年間に発生する利息がいくら違うのかシミュレーションしました。

金利(税抜き前金利)預入金額ごとの利息(1年あたり)
10万円50万円100万円
0.001%1円5円10円
0.02%20円100円200円
0.1%100円500円1,000円
0.2%200円1,000円2,000円
0.3%300円1,500円3,000円

50万円の預金を、金利0.02%の口座から金利0.3%の口座に移すだけで、年間1,400円もお得です。

みんなの銀行の0.3%適用条件は、プレミアムサービスに入り、貯蓄貯金に貯金を移すだけ。

初めてみんなの銀行に口座を開設した人でも、すぐに条件達成できます。

デビットカードの還元率が1.0%までアップする

みんなの銀行のデビットカードは、プレミアムサービス入会でキャッシュバックの還元率が5倍の1.0%にアップします。

クレジットカードとの比較でも、還元率が常時1.0%以上は高い水準です。

現金キャッシュバックのため使い道が限定されないのもメリット。

買い物金額ごとに、キャッシュバックされる金額の差額を見てみましょう。

購入金額還元率別のキャッシュバック金額
0.2%1.0%差額
1万円20円100円₊80円
3万円60円300円₊240円
5万円100円500円₊400円
10万円200円1,000円₊800円

1ヶ月だけなら数百円の差でも、年間に換算すると差は数千円以上になります。

1ヶ月で6万円以上利用するなら、デビットカードのキャッシュバックだけでプレミアムサービスの月額がカバーできます。

振込手数料やATM手数料が月に最大18回まで無料

みんなの銀行では、26歳以上は他行への振込手数料やATM手数料は有料です。

他行振込やATM出金の頻度が高い人は、手数料無料サービスがあるプレミアム会員となるのがお得。

無料となる回数は、25歳以下(U25 Z割)と26歳以上で異なります。

プレミアム非加入時と加入時で、各手数料の扱いを比較しました。

プレミアム非加入プレミアムサービス
他行振込手数料25歳以下月3回まで無料
4回目~:200円/回
月13回まで無料
14回目~:200円/回
26歳以上200円/回月10回まで無料
11回目~:110円/回
ATM出金手数料25歳以下月3回まで無料
4回目~:110円/回
月18回まで無料
19回目~:200円/回
26歳以上110円/回月15回まで無料
16回目~:200円/回

26歳以上だと、月に他行振込2回とATM出金2回でプレミアムサービスの月額を超える出費となります。

出費を気にすると不便なため、毎月定期的に出金や振込を行うならプレミアムサービスに加入しましょう。

Cover(カバー)はプレミアム機能でしか利用できない

残高不足のとき、自動的に立て替えを行うCoverはプレミアム限定サービスです。

プレミアムサービスに申し込み後、Coverにも申し込めます。

もしCoverを利用していない状態で残高が不足すると、デビットカードの支払いや各種料金の引き落としが実行できません。

クレジットカードの料金引き落としができないと、支払い遅延として信用情報に傷が付くケースも。

今後、新しいクレジットカードを作る際やスマホの分割払い契約で審査に通りにくくなる可能性があります。

Coverを利用すれば、月額600円で万が一の残高不足でも立て替えられるので信用情報に傷が付きません。

レコード連携先データを好きなタイミングで最新の状態に更新できる

Record(レコード)機能ではみんなの銀行以外の資金管理もできますが、データ更新のタイミングは即時反映ではありません。

プレミアムサービスを利用しないと、更新頻度は1か月に4~20回。

自動更新は、前回更新から7日経過後です。

プレミアムサービスに加入していると、更新ボタンを1回タップするだけで最新情報がすぐに反映されます。

こまめに資産管理したい人は、プレミアムサービスへの加入が不可欠です。

プレミアムサービス利用でどれほどお得になるかをシミュレーション

みんなの銀行は、プレミアムサービス加入で毎月どれほどお得になるのか、実際の利用を想定してシミュレーションしました。

資金の増減(ひと月あたり)
プレミアム非加入プレミアム加入
貯蓄貯金100万円₊82円₊246円
デビットカード5万円利用₊100円₊500円
他行振込2回-400円0円
ATM出金3回-330円0円
2万円借り入れ-296円(消費者金融の金利18.0%で借り入れ)0円(Cover利用で無利子)
プレミアム月額料金0円-600円
合計-844円₊146円

みんなの銀行をよく利用する人ほど、プレミアムに加入しないと損をする結果となりました。

プレミアム料金を差し引いても、貯蓄預金の利息やデビットカードのキャッシュバックだけでプラスにできます。

5万円以内なら無利子で借り入れできるCoverも、いつでも利用できる状態にできると安心です。

みんなの銀行の利用で注意したいデメリットは3つ

みんなの銀行にはデメリットもあるため、口座開設前に自分に合っているかどうかはよく検討が必要です。

特に、従来の銀行との違いがデメリットになりやすいです。

  • 登録したスマホが使えないと一切利用できない
  • プレミアムサービス解約は手続きが別
  • ATM入出金ができるのはセブン銀行のみ

他のスマホやパソコンからログインできないのは、セキュリティ的にはメリットですが使いたい時に使えないリスクもあります。

解約方法を正しく知らないと、プレミアムサービスの支払いが続くケースも。

デメリットに冷静に対応できると感じたら、みんなの銀行口座開設やプレミアムサービスの申し込みに進みましょう。

スマホが使えない状況では一切のサービスが利用できない

みんなの銀行は、1つの口座につき1つのスマホからしかログインできません。

自分名義であっても、他のスマホやパソコンからは利用不可能です。

スマホが以下の状態になると、デビットカードの利用や入出金ができなくなります。

  • 充電切れ
  • 電波圏外
  • 紛失、盗難

キャッシュカードや通帳がなく、実店舗もないため出先だと口座がない状態と同じです。

紛失や盗難は、みんなの銀行の喪失届受付センターに連絡しましょう。

喪失届受付センター
0120-123-352

フリーダイヤルで24時間受け付けているので、速やかに手続きができます。

上記番号はスマホの紛失・盗難以外の問い合わせはできません。

みんなの銀行をメインとして使いたい人も、サブ銀行として他の銀行口座も持っておけると安心です。

口座解約とプレミアムサービスの解約は別々で行う必要がある

みんなの銀行を解約するときは、口座解約手続きとプレミアムサービス解約がそれぞれ必要です。

アプリのアンインストールだけでは解約できません。

みんなの銀行の口座を解約したい人は、アプリ内から手続きしましょう。

口座解約手続きの手順

  1. アプリ画面右上の人型マークをタップ
  2. 各種設定をタップ
  3. 一番下の口座解約をタップ

口座内にお金が残っているなら、指定口座へ振込後に解約が完了します。

プレミアムサービスはアプリストア経由で解約手続きが必要

プレミアムサービスはアプリストアで定期購入扱いとなっているため、口座だけ解約しても料金が発生し続けます。

解約手続きは、appstoreやGooglePlayから行いましょう。

appstoreでの解約操作

  1. App Storeを開き右上の人型アイコンをタップ
  2. サブスクリプションをタップ、有効欄からみんなの銀行を選択
  3. 登録をキャンセルで解約が確定

GooglePlayでの解約操作

  1. Playストアを開き右上の個人アイコンをタップ
  2. お支払いと定期購入をタップ
  3. 定期購入をタップし、みんなの銀行を選択
  4. 「定期購入を解約」をタップし、アンケート回答後に解約を確定させる

プレミアムサービスの無料トライアル中でも、上記と同じ手続きで解約できます。

サービスを利用しなくなったら、無駄にお金を支払わないよう速やかに解約手続きを行いましょう。

スマホの機種変更でOSが変わる際もプレミアムサービスは一度解約が必要

iPhoneからAndroid、または逆のパターンで機種変更を行うとき、アプリストアが変わります。

口座情報はそのまま引き継げますが、プレミアムサービスは1度解約が必要です。

旧スマホで解約後、新しくプレミアムサービスに契約し直しましょう。

改めて契約した際に無料トライアルは適用されません。

現金の入出金ができるATMはセブン銀行しかない

みんなの銀行から現金を引き出せるのは、セブン銀行のスマホATMのみです。

ローソン銀行にもスマホATM機能があるものの、みんなの銀行には対応していません。

生活圏にセブン銀行ATMがない人は、いざという時にお金が出金しにくいです。

急ぎで他の銀行ATMが近くにあるときは、他の銀行口座に送金してから引き出せますが二度手間に。

他のネット銀行では、多くのコンビニATMに対応しているのが一般的です。

みんなの銀行は、利用できるATMが限定される点で現金派の人にとっては不便と言えます。

みんなの銀行で常時開催のキャンペーンは2つ!期間限定のお得なキャッシュバックもある

みんなの銀行は、お得な現金特典が魅力のキャンペーンを常時開催中です。

2023年4月時点では期限を定めず開催中ですが、今後の口座開設数によってはキャンペーンが終了する可能性もあります。

最大で30万円までもらえる紹介キャンペーンもあるので、興味がある友達や家族も誘ってみましょう。

口座開設時に初回特典コードを入力するともれなく現金1,000円がもらえる

みんなの銀行では、口座を開設する際に初回特典コードを入力すると誰でも現金1,000円がもらえます。

コードの入力タイミングは、ビデオ通話で本人確認が終わったあとです。

紹介コード入力画面で、初回特典コードを入力しましょう。

口座への入金の有無に関わらず、最短翌日には現金で1,000円がもらえます。

振り込まれるのは、みんなの銀行の貯蓄口座・Saving内で、普通口座のWalletではありません。

すぐに利用したいなら、SavingからWalletにお金を移動させましょう。

友達が紹介コードで口座開設すると双方に現金1,000円プレゼント!上限は1人30万円まで

みんなの銀行では、「お友だち紹介プログラム」があります。

友人に紹介して新規で口座を開設すると、双方とも現金1,000円がもらえる特典です

口座を開設したい人がいたら、紹介コードを教えて手続き時に入力するよう伝えてください。

紹介した人に特典の1,000円が振り込まれるのは、紹介された人が初めてみんなの銀行の口座にログインしたあとです。

最短でログインの翌日に貯蓄預金(Saving)に入金されます。

1人あたりの上限は30万円(300人相当)と金額が大きいので、まだ口座を持っていない友人がいたら声をかけてみましょう。

SNS上の紹介コードは無効になる可能性があり利用はおすすめしない

SNS上で「1,000円もらえるから紹介コードを使って」との投稿を見かけるケースもありますが、利用はおすすめしません。

個人情報が漏れる心配はないものの、無効になる可能性が高いためです。

以下の行為を確認した場合は紹介特典の進呈の取消し及び、参加権利および紹介コードについて、予告なく無効化を実施いたします。

  • 本プログラムを商用利用目的で汎用した場合
  • 本プログラムを利用した広告
  • 本プログラムを利用した二次的なキャンペーンおよび特典に活用した場合
  • スパム行為や無差別なDM等、他の方に迷惑をかけている場合

(一部抜粋)
(引用元:みんなの銀行

SNSで紹介コードを利用するよう求める投稿は、自分の利益が目的のため商用利用目的です。

紹介してくれる人がいなくても、初回特典コードがあれば申込者は1,000円もらえます。

期間限定で口座に3万円入金すると現金2,000円がもらえる

新生活応援キャンペーン中なら、口座に3万円入金するともれなく現金2,000円がもらえます。

キャンペーンは2023年5月1日まで、初めて口座開設する人が対象です。

もれなくもらえる1,000円とあわせて、口座開設の入金だけで合計3,000円もゲットできるチャンス。

お金を使わなくてもプレゼント特典の対象となる、貴重なキャンペーンです。

振込手数料を差し引いても十分お得なので、お得な機会を狙って口座を開設しましょう。