投資信託のおすすめ8選とファンド比較

「投資信託で資産運用してみたいけど、難しいことはわからないのでおすすめが知りたい」という方は少なくありません。

投資信託はプロにおまかせでできるので初心者の方にもおすすめですが、リスクがあるので納得のいく銘柄を選びたいところです。

この記事では投資信託を選ぶ前に知っておきたい基礎知識を解説し、おすすめ銘柄を8つ比較します。

投資信託で失敗したくない方は、ぜひ読んでみてください。

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投資信託のおすすめ8銘柄(ファンド)を比較

投資信託には数多くの銘柄があり、大手証券会社の「SBI証券」や「楽天証券」では2600本以上の銘柄から選べます。

しかし初心者の方にとって、あまり多くの銘柄を比較するのはハードルが高いでしょう。

今回は定番と言える人気銘柄の中から、初心者の方におすすめの8銘柄をピックアップしました。

前述した銘柄選びの3つのポイントも比較できるので、参考にしてください。

※手数料などのコストについては、銘柄ごとのコスト以外に販売会社(銀行・証券会社など)が設定するコストもかかるので、注意してください。

※各表の数値は2021年8月26日現在のものです。

インデックスファンドでリスクを抑える

インデックスファンドは基本的に日経平均株価などの株価指数(インデックス)と連動した動きを目指して運用が行われるファンド。

安定志向でリスクや運用コストが低めなので、初心者の方には最もおすすめです。

インデックスファンドの投資先は主に株式ですが、対象とする地域は日本国内・米国・先進国・新興国・全世界といったバリエーションがあります。

どの地域の株式にどれだけ投資しているかに注目すると、個々の銘柄の特徴がわかりやすいでしょう。

楽天・全世界株式インデックス・ファンド

基準価額15,390円
純資産額1,157.86億円
トータルリターン(1年)40.87%
購入時の手数料なし(ノーロード)
保有時の管理費用0.21%
売却時の費用なし

参考:楽天証券

楽天・全世界株式インデックス・ファンドは、これ1本で日本株・先進国株・新興国株など全世界の株式約8,800銘柄に分散投資できる銘柄です。

投資先は米国バンガード社の上場投信「バンガード・トータル・ワールド・ストックETF」で、大型株だけでなく中小型株も含む「FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス」という株価指数に連動しています。

投資信託を購入・保有するコストが低めで、つみたてNISAやiDeCoでも積立投資ができるところもメリットです。

eMAXIS Slim 国内株式(日経平均)

基準価額12,570円
純資産額144.52億円
トータルリターン(1年)27.37%
購入時の手数料なし(ノーロード)
保有時の管理費用0.15%
売却時の費用なし

参考:三菱UFJ国際投信

eMAXIS Slim 国内株式(日経平均)は、日本の株価指数「日経平均株価(日経225)(配当込み)」の動きに連動する投資成果を目指す銘柄。

「日経225マザーファンド」への投資を通じて、日経225に採用されている日本の代表的な企業の株式に分散投資できるのが特徴です。

投資先が国内株なので、外国株式を投資先とするインデックスファンドと違って現地国課税がなく、税金コストが低いというメリットもあります。

eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)

基準価額15,669円
純資産額2,575.86億円
トータルリターン(1年)40.35%
購入時の手数料なし(ノーロード)
保有時の管理費用0.11%
売却時の費用なし

参考:三菱UFJ国際投信

eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)は、日本・先進国・新興国の株式市場の値動きに連動した動きを目指す銘柄。

「外国株式インデックスマザーファンド」「新興国株式インデックスマザーファンド」「日本株式インデックスマザーファンド」への投資を通じて、50カ国・地域の株式に投資が行われます。

これ1本で全世界の株式に投資できる点に加えて、運用コストが低い点もメリットです。

アクティブファンドでハイリターンを狙う

アクティブファンドはインデックスファンドよりリスクや運用コストが高いですが、そのぶんリターンが高くなる可能性があるファンド。

インデックスファンドと同様、メインの投資先は株式です。

ここでは積極的な運用で利益を出したい方におすすめできる、人気のアクティブファンド3銘柄を紹介します。

ひふみプラス

基準価額51,070円
純資産額4,724.47億円
トータルリターン(1年)22.98%
購入時の手数料3.30%
保有時の管理費用1.08%
売却時の費用なし

参考:ひふみ投信・ひふみワールド

ひふみプラスはアクティブファンドの中でも特に人気のある銘柄。

「日本を根っこから元気にする」というコンセプトで、日本の成長企業の株を中心とした投資が行われます。

投資先は東証一部上場企業が8割近くを占め、東証二部・マザーズ・JASDAQ・海外株への分散投資も行われています。

コモンズ30ファンド

基準価額37,730円
純資産額291.41億円
トータルリターン(1年)35.40%
購入時の手数料3.30%
保有時の管理費用1.08%
売却時の費用なし

参考:コモンズ投信

コモンズ30ファンドは30年という長期目線で、原則として30銘柄程度に絞って投資を行うアクティブファンド。

世界で成長し続けられるグローバル企業を約30社厳選して集中投資することで、高い成果を狙っています。

投資先の企業と投資家が対話できるセミナーなども積極的に開催されるので、投資の楽しさを味わえるところもメリットです。

年金積立 Jグロース

基準価額33,814円
純資産額437.11億円
トータルリターン(1年)31.16%
購入時の手数料2.20%
保有時の管理費用0.90%
売却時の費用なし

参考:日興アセットマネジメント

年金積立 Jグロースは、成長性が高く利益還元が期待できる国内企業への投資をメインとして、中長期的な成長を目指すアクティブファンド。

TOPIX(東証株価指数)の動きよりも高い成果を目指し、直接企業を訪れて集めた情報をもとにして投資先が選択されます。

アクティブファンドの中ではコストが低めなところもメリットだと言えるでしょう。

バランスファンドでリスクを分散

バランスファンドは株式・債権・コモディティ(原油・貴金属・穀物などの商品)に分散投資することで、リスク分散を図るファンド。

投資先の地域も日本国内・米国・先進国・新興国と多岐にわたるので、一つの地域の経済が悪化しても他の地域で上げた利益でカバーできるメリットがあります。

バランスファンドには安定型と積極型の両方があるので、投資先の内容をよく確認して選ぶのがコツです。

eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)

基準価額13,206円
純資産額1,089.14億円
トータルリターン(1年)22.76%
購入時の手数料なし(ノーロード)
保有時の管理費用0.15%
売却時の費用なし

参考:三菱UFJ国際投信

eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)は、下記8種類の資産に均等に資産を投資できる銘柄です。

  • 国内株
  • 先進国株
  • 新興国株
  • 国内債券
  • 先進国債券
  • 新興国債券
  • 国内REIT
  • 先進国REIT

どちらかというと安定志向のバランスファンドですが、運用成績も良いので人気の銘柄となっています。

投資のソムリエ

基準価額12,425円
純資産額5,943.89億円
トータルリターン(1年)2.63%
購入時の手数料3.30%
保有時の管理費用1.54%
売却時の費用なし

参考:アセットマネジメントOne

投資のソムリエは下記8種類の資産に分散投資している銘柄。

  • 国内債券
  • 為替ヘッジ先進国債券
  • 新興国債券
  • 国内株式
  • 先進国株式
  • 新興国株式
  • 国内REIT
  • 先進国REIT

最大の特徴は大きな損失を避ける超安定型の運用です。

特にコロナショック前後の投資判断が高く評価され、投資信託の格付け評価を行うモーニングスター社の「ファンド オブ ザ イヤー2020」で最優秀賞を受賞しています。

お金のプロにおまかせの投資信託が初心者におすすめな理由3つ

投資信託とは、お金のプロにおまかせで投資を行ってもらうタイプの金融商品です。

株や不動産と違って投資の知識がなくてもできる資産運用なので、「初心者におすすめ」と言われています。

ここでは、投資信託が初心者におすすめな3つの理由を解説します。

投資のプロにおまかせで資産運用できる

投資信託の最大のメリットは、プロにおまかせで資産運用できるところ。

株や不動産は知識がないと利益を出すのが難しいですが、投資信託ならお金のプロが投資先や投資期間を決めて運用してくれます。

そのぶん運用コストはかかりますが、知識がなくても資産運用ができるのは大きな魅力だと言えるでしょう。

一度銘柄を決めてしまえば放っておいても運用してもらえるので、忙しい方や投資に時間・手間を割きたくない方におすすめです。

投資先が幅広いのでリスクを分散できる

投資信託ではお金のプロが投資を行ってくれますが、投資先は少数に絞らず分散させるのが一般的です。

例えば少数の株に資金を集中させた場合、その株が値下がりしたら損失が出てしまいます。

一方、たくさんの株に資金を分散させて投資した場合は、いくつかの株が値下がりしても他の株で利益が出せれば最終的にプラスになる可能性があります。

投資信託は様々な投資先に分散投資するので、リスク分散の点で優れていると言えるのです。

投資信託では、株式・債権・不動産など色々な金融商品に投資が行われます。

また投資先の地域も、日本国内・米国・先進国・新興国・全世界といったバリエーションがあります。

投資信託は自分で個々の金融商品に投資した場合よりも幅広い投資先にバランスよく投資できるので、失敗しづらい投資方法だと言えるでしょう。

少額投資OK!1万円でも投資できる

「資産運用ではまとまった金額のお金が必要」というイメージがあるかもしれませんが、投資信託は月1万円ずつなどの少額でも投資できます。

銘柄によっては毎月100円からできる投資信託もあるので、「少ない負担で気軽に投資をしてみたい」という方が最初にチャレンジする投資としては最適でしょう。

投資信託は毎月コツコツ積み立てていくイメージで資産運用できるので、将来に備えたい方にも人気があります。

ただし販売会社(銀行や証券会社など)によって選べる銘柄や必要な最低金額が異なるので、少額投資をしたい方は事前に確認することをおすすめします。

3種類の投資信託とおすすめの銘柄選びの3つのポイント

ここからは3種類の投資信託と、銘柄選びのポイントを3つ紹介していきます。

投資信託を始めるには、最初に銘柄(ファンド)を選ぶ必要があります。

具体的なおすすめ銘柄に進む前に、投資信託の選び方のポイントを見ておきましょう。

投資信託には3つの種類がある

投資信託の銘柄(ファンド)は3種類に分類でき、それぞれリスクとリターンが異なります。

  • インデックスファンド:株価指数(インデックス)通りの運用を目指すファンド
  • アクティブファンド:インデックスを上回る利益を狙えるがリスクやコストが高いファンド
  • バランスファンド:国内外の株・債権・不動産など幅広い投資先に分散投資するファンド

インデックスファンドは「日経平均株価」や「TOPIX」(東証株価指数)などの株価指数と同じ動きをすることを目指すファンド。

値動きがシンプルでわかりやすいので初心者の方に最適ですが、大きな利益は出しづらい点はデメリットです。

アクティブファンドはインデックスファンドより積極的な運用を行うファンド。

高い利益を出せる可能性がありますが、市場平均を下回るリスクも大きくなります。

取引の頻度がインデックスファンドより高いので、運用コストが大きくなりがちというデメリットもあります。

バランスファンドは「国内株」「海外株」「債権」「REIT」(不動産投資信託証券)「コモディティ」(原油・貴金属・穀物などの商品)といった幅広い投資先に分散投資するファンド。

投資対象や投資地域が分散されているので、リスク分散できる点がメリットです。

ただしバランスファンドの投資先がすべて安定志向だとは限らないため、事前に投資先を確認してから選びましょう。

このように、一言で投資信託と言ってもファンドの種類によって特徴は大きく異なります。

自分の投資目的に合わせてまずファンドの種類を決め、それから銘柄を選ぶことをおすすめします。

銘柄(ファンド)選びの3つのポイント

どの種類のファンドに投資するか決まったら、いよいよ個別の銘柄選びに入ります。

銘柄を選ぶときは、下記3つのポイントを比較しましょう。

運用成績

運用成績とは「過去の運用でどれだけの利益を上げたか」を表す成績のことで、最もわかりやすい指標は「トータルリターン」です。

トータルリターンとは、値上がり益・分配金・コストなどを考慮したうえで、一定期間にどれだけ値上がり(または値下がり)したかを表す数字のこと。

基本的にはトータルリターンが高いファンドのほうが運用成績が良いと言えますが、比較するときは期間に注意しましょう。

トータルリターンは半年・1年・3年・5年といった期間ごとの数字があるので、短期の運用成績と中長期の運用成績の両方をチェックするのがおすすめです。

運用コスト

投資信託で利益を出すには、運用コストを抑えることも重要です。

投資信託でかかる運用コストには下記の3種類があるので、考慮したうえで銘柄を選びましょう。

  • 購入時の手数料
  • 保有時の管理費用(信託報酬など)
  • 売却時の費用(信託財産留保額や換金手数料)

なお「ノーロード・ファンド」と呼ばれる、購入時の手数料が無料の投資信託もあります。

純資産総額

「純資産総額」とは、ファンドにどのくらいの資産があるかを示した数字です。

例えば10人の投資家が100万円ずつ投資したときの純資産総額は1000万円になります。

この1000万円で買った株が1100万円に値上がりした場合、そのときの純資産総額は1100万円です。

純資産総額が小さすぎると運用に支障が出るケースもあるので、銘柄を選ぶ前にチェックしましょう。

初めての投資信託におすすめの2024年証券会社ランキング!

購入したい銘柄が決まったら、次は運用する証券会社を選びましょう。

投資信託は証券会社、銀行、郵便局で運用できますが、中でもおすすめなのがネット証券です。

投資信託の運用にネット証券がおすすめな理由は以下の4つ。

ネット証券のメリット

  • Web上で取引、管理できるので運用しやすい
  • 取扱銘柄が多い
  • キャンペーンやポイントなどのサービスが充実している
  • サポート体制が整っている

初めて投資信託を運用するなら、運用しやすくて手厚いサポートが受けられる証券会社が適しています。

ネット証券ならWeb上で投資信託を管理でき、困ったときはいつでもその場で問い合わせ可能。

無料で利用できるツールも多く、中には投資についての情報を無料で発信してくれる証券会社もあります。

これから投資信託を始める方におすすめのネット証券をランキング形式でご紹介します。

100万円まで取引手数料無料の岡三証券

公式サイトhttps://www.okasan-online.co.jp/
取扱銘柄数552件
投資金額100円~
ポイント利用×
購入手数料0円~

100万円までの少額取引がしたいなら、岡三証券がおすすめです。

岡三証券の投資信託では、100万円まで手数料無料で利用できます。

投資信託は購入手数料や運用手数料といった様々な手数料がかかるので、なるべく利益を上げるためにも手数料が少ない証券会社を選んだ方がお得です。

手数料をなるべく低く設定している岡三証券は、無駄な出費を減らしたい方に向いています。

初心者の場合「岡三かんたん発注」を利用して手軽に取引できるのも嬉しいポイント。

投資は見なければならない情報が多く混乱しがちな印象ですが、必要な情報だけがまとまって表示されるので取引しやすいです。

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Pontaポイントが使えて貯まるauカブコム証券

取扱銘柄数1,000件以上
投資金額100円~
ポイント利用◯(Pontaポイント)
購入手数料0円~

Pontaポイントをよく利用する方やauユーザーの方は、auカブコム証券がおすすめです。

auカブコム証券最大のメリットはPontaポイントを使った資産運用が行えて、さらにPontaポイントを貯められる点。

投資信託で24,000円以上保有額がある方は、毎月Pontaポイントが貯められます。

投資信託で3万円以上運用したいと考えている方は、ポイントが貯められるauカブコム証券が向いているでしょう。

auPAYのアプリ上で投資信託の管理もできるので、スマホのみで取引したい方にもおすすめです。

ポイントを貯めるためには24,000円以上の保有額が必要ですが、投資自体は100円から行えます。

ローリスクで投資信託を始めて、次第に金額を増やしていきたい方も利用しやすいです。

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サポート体制が万全の松井証券

公式サイトhttps://www.matsui.co.jp/
取扱銘柄数1,569件
投資金額100円~
ポイント利用◯(松井証券ポイント)
購入手数料0円~

1人で始める投資信託が不安で、サポートして欲しい方は松井証券がおすすめです。

証券会社で投資を始める場合、営業担当がつくこともあります。

分からないことをサポートしてくれる一方で、営業や声掛けが煩わしく感じる方も少なくありません。

ネット証券は営業担当がつかない代わりに、「いざというとき誰に質問していいのかわからない」と不安もあります。

松井証券では、どんな質問にもすぐに対応してくれるサポート体制が整っています。

口座開設だけでなく取引のやり方まで、平日の朝8時半から電話で対応してくれるのがメリット。

口座開設後はWeb上で24時間質問できるので、知識がなくて不安な方も投資信託を始めやすいでしょう。

取扱銘柄は約1,500件とSBI証券や楽天証券よりは少ないですが、限られた銘柄の中から最適な1つを探しやすいのも松井証券の特徴です。

松井証券では銘柄を選ぶための情報ツールが4つ用意されており、知りたい情報をすぐにリサーチできます。

投資信託をしながら、お金や投資についての知識を深めていきたい方におすすめです。

また松井証券の提携クレジットカード、「MATSUI SECURTIES CARD(マツイ セキュリティーズ カード)」を使えば、通常の買い物で貯まったポイントを自動で投資信託に積み立てられます。

知らない間に失効させがちなポイントも、無理なく有効に活用できるでしょう。

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初心者でも無理なく続けられるマネックス証券

マネックス証券のキャプチャ画像

公式サイトhttps://www.monex.co.jp/
取扱銘柄数1,240件
投資金額100円~
ポイント利用×
購入手数料0円~

少額の投資でコツコツ資産形成をしたいならマネックス証券がおすすめです。

1日100円から積立可能で、頻度も「毎日」と「毎月」から選べるので、無理のない範囲で投資を続けられるでしょう。

積み立てを始める時期が早いほど、リスクを分散しながら長期間投資ができるので、資産形成をしたいと思った時こそマネックス証券の「投信つみたて(投資信託のつみたて)」の始め時です。

ファンドマネージャーと呼ばれる投資のプロが投資判断や取引を行ってくれるので、初心者でも無理なく投資信託を始められるのがマネックス証券の強み。

またマネックス証券は投資信託を持っているだけで毎月ポイントがたまり、たまったポイントは暗号資産や他のポイントサービスに交換ができます。

取扱銘柄が多く手数料も安いSBI証券

SBI証券の公式キャプチャ

公式サイトhttps://www.sbisec.co.jp/ETGate
取扱銘柄数2,628件
投資金額100円~
ポイント利用◯(Tポイント)
購入手数料0円~

初心者が投資信託を始めるのに最もおすすめなのが、SBI証券です。

SBIグループの証券口座開設数は720万件以上と、ネット証券の中でもトップクラスの実力を持っています。

取り扱っている銘柄数も多く、おすすめファンドとして紹介されている銘柄のほとんどを取り扱っているので、希望に合わせた取引を柔軟に行えるのが大きなメリット。

販売手数料がかからないノーロードでの投資信託が多いことも特徴。

投資する際に余計なお金を使いたくない方に向いています。

また、SBI証券はTポイントを投資するポイント投資にも対応しています。

Tポイントが溜まっていて使い所に困っている方、お金を投資する勇気がまだない方は、Tポイントでの投資もおすすめです。

投資信託の保有額が増えてくると、保有額に合わせたTポイントも付与されるので結果的にプラスになる可能性が高いと言えるでしょう。

100円から投資できるため、気軽に投資を始めてみたい方や、本格的に投資信託に取り組みたい方まで幅広いニーズに対応しています。

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※2018年3月末現在 各社公表資料等より SBI証券調べ

厳選された銘柄から選べるGMOクリック証券

取扱銘柄数115件
投資金額100円~
ポイント利用×
購入手数料0円~

GMOクリック証券は、取扱銘柄数が少ない代わりに質が高いのが特徴。

様々な銘柄から質が高い取引ができる銘柄を厳選しているので、どの銘柄を選ぶべきか迷ってしまいがちな方におすすめです。

初心者から使える本格的な運用アプリも用意されているので、スマホのみで投資信託できます。

5つの質問に答えるだけでおすすめの銘柄を表示してくれる銘柄診断もあるので、初心者でも積極的に運用できるでしょう。

キャンペーンが多く気軽に始めやすい楽天証券

取扱銘柄数2,669件
投資金額100円~
ポイント利用◯(楽天ポイント)
購入手数料0円~

楽天証券も、ネット証券の中で利用者数が多い人気証券会社です。

取扱銘柄は約2,600件でSBI証券とほぼ変わらず、様々な銘柄から希望の銘柄を自由に選択できます。

楽天証券の大きなメリットは、お得に利用できるキャンペーンが多いこと。

「初めての信用取引で200ポイントプレゼント」「米国株取引手数料キャッシュバック」など、利用する投資内容に合わせて様々なキャンペーンが用意されています。

楽天銀行や楽天カードを利用している方は、楽天証券と情報を紐付けるとさらに特典を受けられることも。

また楽天証券では、楽天ポイントを投資できるので、お金のやり取りに自信がない方でも気軽に投資信託を始められるのが嬉しいポイント。

お金の投資も100円から可能なため、ローリスクの運用から初めて徐々に慣れていきたい方にもおすすめです。

投資信託を運用していくと、運用金額に合わせて楽天ポイントが付与されます。

投資信託でお金を稼ぎながら楽天ポイントも貯められるので非常に便利です。

楽天系列のサービスをよく利用する方だけでなく、少しでもプラスになる可能性が高い証券会社を利用したい方に向いています。

ファンドが選びやすいスマホ特化のLINE証券

LINE証券

取扱銘柄数32件
投資金額100円~
ポイント利用◯(LINEポイント)
購入手数料0円~

投資信託の銘柄が多すぎて逆に選びきれず困っている方は、LINE証券がおすすめです。

LINE証券の取扱銘柄は32件のみ。

他の証券会社と比べると非常に少ないですが、LINE証券では初心者でも銘柄を選びやすいようあえて取引を厳選しています。

LINE証券はスマホでの取引をメインに想定した証券会社なので、アプリや画面が見やすく、扱いやすいのが特徴。

投資信託が身近で気軽なものになってきており、20~30代の若い世代はスマホのみで投資信託を行っている方も少なくありません。

知識がなくても銘柄を選びやすく、スマホでの操作性も高いLINE証券は、初めて投資信託をする方にぴったりです。

また、LINE系列の様々なサービスで獲得できるLINEポイントを投資できるのもメリット。

LINEポイントで投資を運用する場合、引き落とし手数料が無料になります。

ノーロードで取引でき、つみたても毎月1,000円から行えるので、少額から投資信託を始めたい方におすすめです。

店頭でのサポートも受けられるSMBC日興証券

取扱銘柄数1,000件以上
投資金額100円~
ポイント利用×
購入手数料0円~

ネットだけでの取引や運用が不安な方は、SMBC日興証券がおすすめです。

SMBC日興証券はネット証券以外の証券取引も行っているため、都道府県各所に店舗があります。

申し込みや基本の運用はWebを利用して、困ったことがあれば店頭でサポートが受けられるのが大きなメリット。

ネット証券はサポート体制が整っているとはいえ、個人の意志に大きく左右されます。

自分だけでは決められないことや分からないことがあればすぐに対面でサポートしてもらえるので、不安を軽減させられるでしょう。

投資信託やお金についてのセミナーをWebで受けられるため、知識を深めたい方にもおすすめです。

投資信託に関するよくある質問をまとめてみた

投資信託のよくある質問をまとめてみました。

ここまで投資信託の基礎知識や銘柄選びのポイントを説明してきましたが、投資信託の買い方でわからない点があったら解消しておきましょう。

投資信託は銀行で申し込むの?

投資信託の申し込みは銀行でもできますし、証券会社やゆうちょ銀行でも扱っています。

最近はインターネットで手軽に投資信託が申し込めるネット証券が増えてきているので、自宅で投資信託を行うことも可能。

ネット証券で最も人気なのは「SBI証券」や「楽天証券」ですが、他にも「松井証券」「マネックス証券」「auカブコム証券」など多くの会社があるので、自分に合うところを選んでみてください。

投資信託は長期で保有するべき?

一般的に、投資信託は「長期で投資するのが望ましい」と言われています。

長期投資のメリットは下記3つ。

  • コストを下げられる
  • 短期売買で失敗するのを避けられる
  • 収益が安定する

参考:一般社団法人 投資信託協会

投資信託は銘柄の購入時や換金時にコストがかかるので、短期で売買を繰り返すとコストが大きくなります。

また短期で売買する場合は、売りどきを間違えないように市況をチェックする必要があるので手間がかかります。

長期投資だと上記のデメリットは小さくなり、収入の振れ幅も短期投資より安定する可能性が高いです。

こういった点を考慮すると、初心者の方であれば長期保有を検討したほうがよいと言えるでしょう。

投資信託の「ポートフォリオ」とは?

ポートフォリオとは、株や投資信託などの金融商品の組み合わせのこと。

「投資信託はどの銘柄をどのくらい買う」「株はどの銘柄を何株買う」など、資産の配分を決めることを「ポートフォリオを組む」と言う場合が多いです。

リスクを抑えたい場合と積極的にリターンを狙いたい場合では、ポートフォリオの内容が大きく変わります。

自分の投資目的に合わせて、適切なバランスでポートフォリオを組むことが重要です。

投資信託の「利回り」とは?

利回りとは「投資した金額に対する収益の割合」です。

投資信託で利益を上げるには、単に投資信託を売却したときの利益だけではなく、分配金などの利益や取引のコストも踏まえた利回りで判断するのが重要。

また利回りが高い銘柄はリスクも高い場合が多いので、どの程度のリスクを取ってどのくらいのリターンを狙うか、あらかじめ考えておく必要があります。

投資信託は目的に合わせて選ぶのがおすすめ

投資信託はプロにおまかせで資産運用ができるので初心者におすすめの投資方法ですが、投資信託の銘柄(ファンド)は自分で選ばなければなりません。

投資信託の銘柄の中には、安定志向のインデックスファンド、積極的にリスクを取るアクティブファンド、幅広い投資先にリスクを分散させるバランスファンドといった種類があります。

自分の投資目的を考え、最適な種類のファンドを選ぶのがおすすめです。

また、個別の銘柄を決めるときは「運用成績」「運用コスト」「純資産額」といったデータを比べるのも重要。

それぞれの銘柄を運用している企業のウェブサイトでは最新のデータが公開されているので、しっかりチェックしてから銘柄を選びましょう。