高齢者向けローンを紹介!高齢者がお金借りるにはどの方法がある?

70歳以上の高齢者がお金を借りるには、高齢者向けのローンを利用するか、年金を担保にして借りられる公的融資を利用するしかありません。

大手の銀行や消費者金融は、返済できないリスクを避けるため、カードローンに申し込める年齢を70歳未満に制限しています。
そんな中、高齢者向けのシニアローンには80歳でも申し込めるものも!

高齢者がお金を借りたいときに利用できる高齢者ローンと、年金受給者が借りるにはどうすれば良いか紹介していきます。

高齢者がお金を借りるにはどんな方法がある?
高齢者の写真

高齢者がお金を借りる方法は、大きくわけて3つ。

  • 高齢者向けローンを利用する
  • 年金を担保に公的融資を利用する
  • 家や土地を担保にリバースモーゲージを利用する

今すぐお金を借りたい高齢者は、シニアローンを利用しましょう。年金を担保にした公的融資は、借りるまでに1ヶ月程度かかります。

また公的融資を利用するには、必ず役所に足を運ばなければいけません。高齢者ローンなら、スマホやパソコンがあれば自宅でお金を借りられて便利です。

リバースモーゲージは、家や土地を担保に借りる方法を指します。高齢者の中でも家や土地がある人のみ、利用できる方法です。

近年流行していますが、利用できるのはごく一部の人のみ。条件に該当する場合は利用を検討してみましょう。

70歳以上でもお金を借りられる!年齢別で高齢者ローンを紹介

カードローンの申込画面

銀行や消費者金融は、原則としてカードローンに70歳の年齢制限を設けています。
理由として考えられるのが、70歳以上になると返済能力がなくなること。

統計局が行っている「労働力調査」によると、65~69歳までの就業率が46.6%と約半数を占めるのに対し、70歳を超えると30.0%未満、75歳以上になると10.0%未満と減っています。

高齢者の就業割合を表すグラフ
引用:統計局ホームページ/令和元年/統計トピックスNo.121 統計からみた我が国の高齢者-「敬老の日」にちなんで-/2.高齢者の就業

70歳を超えると働いている人が極端に少なくなり、毎月の安定した収入が減ることから、大手の金融会社は上限を70歳に定めていると考えられます。

しかし中には、高齢者を対象としたシニア向けのローンを取り扱う金融機関も存在します。

最も幅が広いものでは、なんと85歳まで借りられるところも。

ここからは借り入れできる上限年齢別に、高齢者が借りられるローンを紹介します。
自身の年齢と照らし合わせながら、借り入れできるローン会社を探してみましょう。

70歳未満の准高齢者なら消費者金融のカードローンでお金を借りられる

65歳以上で年金を受け取っている方であっても、70歳未満の准高齢者なら大手消費者金融でお金を借りられます。

大手消費者金融の申し込み条件は次のとおり。

消費者金融申し込み条件(年齢)
アイフル満20歳以上69歳までの方
プロミス年齢20~69歳のご本人に安定した収入のある方
アコム20歳~69歳の安定した収入と返済能力を有する方
SMBCモビット年齢満20歳以上69歳以下の安定した定期収入のある方
レイクALSA満20歳以上70歳以下の方で安定した収入のある方

記載方法は違うものの、いずれも69歳までが借り入れの対象となっており、唯一レイクALSAのみ70歳の借り入れに対応しています。

レイクを70歳で契約できたからといって、ずっと借りられるわけではありません。71歳になった時点で追加融資は不可能になるため、70歳で契約しても借りられるのは71歳になるまでの間のみとなります。

各消費者金融が発表している年齢別の割合から、高齢者が借りやすいカードローンを調査してみました。

消費者金融60歳以上が借りている割合
アコム11.0%
レイクALSA10.8%
プロミス10.6%
アイフル5.0%

参考:
アコム2021年3月期四半期決算
新生銀行四半期データブック2020年6月末
アイフル:こんなお客様にご利用いただいています
SMBCコンシューマーファイナンス2020年3月期決算資料

アコム、レイク、プロミスは60代の借り入れが10.0%以上という結果に。利用者の10人に1人が60歳以上の計算です。

消費者金融が高齢者におすすめの理由は、無担保・無保証でお金を借りられる点。

家族や子供を保証人にする必要がなく、老後も迷惑をかけることがありません。
家族にバレずに借りられるのも、消費者金融のメリットです。

また無担保なので、家や土地を担保にしなくてもお金を借りられます。担保のある借り入れでは、万が一返済できなかったときに、家や土地を差し押さえられてしまいます。

将来的に子供に家や土地を残してあげようと思っている場合、無担保で借りられる消費者金融は非常に便利です。

そんな消費者金融の中から、高齢者が特にお金を借りやすいところについて紹介します。

独自の審査基準を設けているアイフル

アイフルの店舗写真

高齢者がお金を借りるには審査に通過するかどうかがカギとなります。

アイフルの審査大手消費者金融の中でも通過率が高く、他社よりも比較的審査に通りやすいといわれています。

その理由として考えられるのが、アイフルの設けている審査基準。他の消費者金融は大手銀行の傘下にあるため、どうしても銀行の審査基準をベースにしていますが、アイフルは自社での審査を実施しているため、審査通過率が高くなっています。

高齢者でローンの審査に通るか不安に感じている人は、ぜひアイフルに申し込んでみましょう。

プロミスは高齢者でもスマホからお金を借りやすい

プロミスの自動契約機の写真

消費者金融でお金を借りるには、スマートフォンを使ってネットから申し込むのが主流です。
スマホの操作が苦手な高齢者は、他よりも入力する項目が少ないプロミスを選びましょう。

プロミスは公式サイトを開いた後、「最短15秒回答!」のオレンジボタンを押すと、簡単入力できる画面に移ります。

プロミスの申し込みフォーム

アコムの申し込みでは、勤務先の社員数や所属部署、事業内容など細かく入力しなければいけません。
一方プロミスでは、細かい内容は電話で確認をしてくれるため、少ない情報の入力だけで問題ないのです。

お金を借りるまでの入力をなるべく簡単にしたい高齢者にとっては、とても借りやすいローンですよ!

高齢者がお金を借りている割合が高いアコム

アコムの自動契約機の写真

60代以降の利用率が最も高かったのがアコムです。アコムは大手消費者金融の中で利用者が最も多く、初めてお金を借りる高齢者でも借り入れしやすいメリットがあります。

アコムが高齢者におすすめな理由

  • 申し込みはスマホで簡単!自宅にいながらお金を借りられる
  • 自動契約機が全国に973台!自宅近くでの契約も可能
  • 24時間365日いつでも借りられる

アコムはスマホから申し込めば、そのまま契約でき、口座にお金を振り込んでもらえます。
足腰が悪く、外に出歩くのが大変な高齢者でも、家にいながらお金を借りられるのがメリット!

また現金を引き出したいときは、自宅近くのコンビニや銀行のATMに行って、お金を引き出すことも可能です。

24時間365日、いつでも借りたいときに借りられるので、ピンチのときやちょっとしたお金が欲しいときに味方になってくれますよ。

※事前審査結果ご確認後、本審査が必要となります。
※新規契約時点のご融資額上限は、50万円までとなります。

林裕二監修者コメント
高齢者の方がお金を借りるときも、当然「安定した収入」が絶対条件のひとつです。この条件をクリアするためには年金のみでは足りず、アルバイト等での収入がなければいけません。つまり、70歳未満の高齢者でも収入が年金のみしかないのであれば、借入を断られる可能性が高いでしょう。

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75歳~80歳以上の超高齢者が即日借りられるローンはある?

70歳以上の高齢者がお金を借りたい場合、高齢者向けに設置されているシニアローンを利用する必要があります。
特に即日融資を希望する高齢者は、中小消費者金融の利用がおすすめです。

高齢者ローンを取り扱っているのは、次のような金融機関。

  • 地方銀行
  • 信用金庫
  • 中小消費者金融

意外にも大手ではなく中小金融機関が取り扱っており、その多くがカードローンではなく、フリーローンとなっています。
フリーローンは何度も借り入れできるわけでなく、限度額内で1回きりの借り入れとなります。

また高齢者ローンの場合、限度額の上限が100~200万円程度となるところがほとんど。
70歳を超えて借りても、きちんと返済できる金額のみを貸してもらえます。

仮に金利10.0%のローンを80万円借りたとすると、毎月17,000円近くの返済が5年続く計算となります。80歳で借り入れしたとなれば、85歳まで返済が続くことになるため、金融機関側としても返済できなくなるリスクを避けたいわけです。

また高齢者ローンは完済時の上限年齢を設定していることが多く、借りる年齢が上がれば上がるほど、借りられる金額は減っていきます。

上記の点に注意しながら、70歳以上でも借りられる高齢者ローンを紹介していきます。

銀行が取り扱う高齢者ローン

銀行が取り扱う高齢者ローンは、60歳以上を対象としているところが多いです。銀行によっては、借り入れが75歳までに制限されているところもあり、ほとんどが80歳までの完済を条件としています。

商品名年齢条件金利(年率)
とうぎんシニアローン申込時年齢が満60歳以上で、満81歳未満に完済できる個人の方年5.0%・年7.5%・年11.5%のいずれか
ちばぎんシニア応援ローン融資時の年齢が満60歳以上、最終約定返済時満80歳未満の方。7.8%
荘銀シニアローン「年金プラン」お申込時の年齢が満60歳以上満75歳以下で、完済時の年齢が満80歳以下の個人の方4.5%または6.5%
77シルバーローン年齢60歳以上75歳未満、完済時年齢80歳未満の方店舗により異なる
ほくと銀行シニアサポートローン申込時の年齢が60歳以上75歳以下、完済時満80歳以下の方店舗により異なる

年金のみの収入でも申し込めるメリットはありますが、次のようなデメリットもあるため注意が必要です。

  • 借りられる地域が限定される
  • 年金の受け取り口座でないと借りられない
  • 使用用途を聞かれることがある
借りられるのは銀行の営業地域内に住んでいる高齢者のみ

高齢者ローンは地方銀行の取り扱いが多いため、その地域に住んでいる人でないと申し込めない銀行も多いです。

千葉銀行では借りられる人を営業地域内に限定しています。

お住まいが当行の営業地域内(千葉県、東京都※、茨城県、埼玉県※、神奈川県※)にある方。※一部地域を除く
(引用:シニア応援ローン|多目的ローン(フリーローン)|千葉銀行)

年金の受取口座に設定しないと借りられないことも

収入が年金しかない人は、借りたい銀行に年金の受取口座を持っていないと借りられないことが多いです。
すでに年金を受給している人は、振込先に指定している銀行が高齢者ローンを取り扱っていないか調べてみるのも一つの手でしょう。

ちなみに年金の受取先の銀行を変更したいときは「年金受給権者 受取機関変更届」の提出が必要です。
近くの年金事務所への申請し、変更後の銀行で預金口座の証明をしてもらわなければいけません。

手間がかかる上に、年金の受取が遅くなったり受け取れなくなったりするトラブルも起こるため、変更には十分注意しましょう。

一方で、年金の受取口座にしていると、ローンの金利の引き下げを受けられるメリットもあります。

年金のみの収入の人は、元利均等隔月返済と呼ばれる返済方法となり、隔月の返済になることが多いのも特徴です。

元利均等隔月返済とは?

毎月決まった返済額を隔月で返済する方法です。

借りたお金を何に使うか聞かれることがある

高齢者ローンは原則として自由に使えますが、事業資金や投資目的では借りられません。
また他社での借金返済を目的とした借り入れも受け付けてもらえないことが多いです。

上記のような目的に該当しないか、借り入れの際に使用用途を聞かれることがあります。条件に反した目的を書いてしまうと、借りられなくなってしまうため注意しましょう。

生活費のため、旅行に使うため、といった理由であれば、審査に通してもらえる可能性も高くなります。

また銀行と同じく高齢者向けローンを取り扱う機関に、信用金庫があります。

信用金庫の高齢者ローン

信用金庫は銀行と異なり、非営利組織であることから、銀行よりも低金利で借りられるところが多い特徴があります。

信用金庫年齢条件金利
年金受給者専用フリーローン「アクティブシニア」(巻信用金庫)お申し込み時の年齢が満60歳以上、75歳以下(完済時年齢満80歳以下)の方6.55%
しんきんシニアライフローン(銚子信用金庫)60歳以上で、年金受給者の方が対象3.0%
さいしんシニアライフローン(埼玉縣信用金庫)満60歳以上の方で、最終返済時の年齢が80歳以下である方所定利率
シニアライフローン(京都中央信用金庫)申込時満60歳以上、完済時満80歳以下の方3.4%
シニアライフローン(豊田信用金庫)申込時満60歳以上~最終返済時年齢満80歳以下の方3.7%

信用金庫では、おおよそ年率下限3.0~上限7.0%の間で借りられます。仮に20万円借りて2年間で返済すると、6,000~15,000円の利息となる計算です。

一方で限度額は100万円が上限となっており、多額の借り入れは難しくなります。地域によって金利や借入条件が異なるため、最寄りの信用金庫を確認してみましょう。

JAバンクの年金受給者向けローン「JAシニアサポート」で借りる

農業を営んでいる高齢者など、JAで年金を受け取っている人は、JAバンクの年金受給者向けローン「JAシニアサポート」を利用できます。

申し込み期間は2021年3月末までとなっていますが、年率3.9%の低金利で借りられ、最長10年の返済期間があります。

信用金庫と同様、100万円が限度額となっていますが、農業以外の自由な用途で借りられるローンです。

80歳以上の超高齢者が借りられるローンはある?

ここまで紹介した高齢者ローンは、ほとんどが完済時の年齢を80歳に設定しています。

つまり80歳以上は銀行でお金を借りるのが難しくなります。

80歳以上の超高齢者がお金を借りるには、中小消費者金融が取り扱う高齢者ローンを利用しましょう。

80歳でも借りられるベルーナノーティス

中小消費者金融の中でも規模の大きいベルーナノーティスは、80歳まで借り入れできるカードローンを取り扱っています。

無担保、無保証で利用できるため、家族に迷惑をかけずに借りられるのもメリット。

銀行のようなフリーローンではなく、カードローンなので繰り返しの借り入れもできます。

月々2,000円から返済できるので、年金のみで生活が苦しい高齢者でも無理なく返済していけるメリットも。

消費者金融なので金利は18.0%と高くなりますが、最短で即日お金を借りることも可能ですよ!

カードローンかフリーローンかを選べるセゾンファンデックス

カードローンかフリーローン、どちらも選べるセゾンファンデックスも、80歳までお金を借りられます。

土日でも借り入れでき、近くのコンビニATMでお金を引き出せるのもメリット。フリーローンの場合、60歳以上なら2ヶ月に1回ずつの返済も受け入れてもらえます。

電話でサポートしてもらえるため、ネットでの操作が不安な高齢者にもおすすめのローンです。

プランネルフリーローンは唯一85歳以上が借りられる

今ある金融機関で、最も借り入れの上限年齢が高いのは、株式会社日本文化センターが取り扱うプランネルのフリーローンです。

プランネルでは上限年齢をなんと85歳に設定しています。

申し込みフォームに年金支給額を入力する欄があるため、年金のみでも収入として認めてもらえる可能性があります。
ただし借りる年齢があまりにも高齢すぎると、年金のみでは審査に通らないため注意しましょう。

高齢者の特権は年金を使ってお金を借りられること

年金手帳の写真

ローン以外で高齢者がお金を借りる方法に、年金を使った公的融資があります。

年金を受給している高齢者のみが利用できる特権で、ローンよりも低金利で借りられるのがメリット。

年金を使って借りるにはどうすれば良いのか、いくつか方法を紹介します。

年金受給者がお金を借りられる年金担保融資

福祉医療機構(WAM)が取り扱っているのが、年金を担保にしてお金を借りられる「年金担保融資」です。

年金の前借りとも言われる制度で、福祉医療機構が年金支給機関の代わりに貸付を行います。

年金担保融資の仕組み

年金を受給している人なら誰でも利用できる制度ですが、使える用途が限られるデメリットも。

年金担保融資で借りられるのは、医療費や介護費、リフォーム資金といった、高齢者向けの用途に限られます。

借りる目的が合致していれば、年率2.8%と銀行や信用金庫よりも低金利で借りられるのが特徴です。

高齢者がいる世帯なら「高齢者融資」を利用できる

年齢を重ねて働けなくなり、収入が不安定になりがちな高齢者がいる世帯は、高齢者向けの融資制度を利用できます。

ローンの審査に通らない高齢者や、お金を借りても生活が苦しいと想定される困窮者は、公的融資の利用がおすすめです。

高齢者がいる世帯を対象に国が貸付を行っているのが、「生活福祉資金」です。
生活福祉資金はいくつかの資金に分類され、高齢者は主に以下の資金を借り入れできます。

  • 総合支援資金:生活費や住居費、一時的な生活再建費用など
  • 福祉資金:住宅のリフォーム、福祉用具の購入、冠婚葬祭費用、介護サービス費用など
  • 不動産担保型生活資金:低所得・要保護の高齢者が不動産を担保に生活資金を借りられる制度

資金により利子や限度額は異なりますが、保証人がいれば無利子で借りられるメリットもあります。

お金を借りられない高齢者が利用している生活保護

公的融資は無利子に近い状態で利用できますが、返済が難しい高齢者は審査に通らない可能性があります。

どの方法を使ってもお金を借りられない場合、生活保護の利用を検討するのも一つの手です。

現に生活保護を受けている人の45.5%が65歳以上の高齢者というデータもあります。

(参考:生活保護制度の現状について)

生活保護は、働けない状態にあり、家族から援助を受けられない人が対象です。高齢者ほど利用しやすい制度となっているため、どうしてもお金を借りられない場合は、最寄りの社会福祉協議会へ相談してみましょう。

生活保護を受給する条件やもらえる費用に関しては、下記のページで解説しています。

一方で家や土地などの財産があると、生活保護は受けられません。もし家や土地を持っている場合は、リバースモーゲージローンでお金を借りられます。

家や土地がある高齢者はリバースモーゲージローンでお金を借りられる

住宅のリフォームや購入を目的としてお金を借りたい高齢者は、住宅金融支援機構の住宅ローン「リ・バース60」を利用できます。

リバースモーゲージローンとも呼ばれており、60歳以上の高齢者向けの住宅ローンです。

リバースモーゲージローンは、生存している間は利息のみの支払いで良いのが特徴。
元金は亡くなった後に、相続人からの支払いもしくは家を売却することで返済となります。

家を建てたりリフォームしたりするだけでなく、住宅ローンの借り換えにも使えるのが嬉しいポイント。

高齢者でも審査なしでお金を借りられる方法

高齢者が銀行ローンや公的融資でお金を借りるには、返済できるかどうかの審査を受ける必要があります。

次のように収入の代わりとなる担保がある場合、高齢者でも審査なしでお金を借りられます。

  • 生命保険の契約者貸付
  • ゆうちょ銀行の自動貸付

生命保険の契約者貸付

終身保険などに契約し、60歳を超えても生命保険料を支払い続けている場合、保険を担保にお金を借りられる可能性があります。

生命保険会社が取り扱う「契約者貸付」は保険加入者を対象として、生命保険を解約する前に解約返戻金を前借りできる制度です。

お金が必要だからと健康なのに生命保険を解約してしまうと、解約返戻金が減ってしまったり、万が一のときに保険を利用できなくなってしまいます。

高齢者であってもまだ保険料を払い続けられるのであれば、契約者貸付を利用して保険を解約せずにお金を借りましょう。

林裕二監修者コメント
契約者貸付制度利用中に万が一のことがあったときは、保険金から貸付金額を差し引いた金額が支払われます。万が一のことを考えれば、保険契約を解約するよりも、契約者貸付制度を利用したほうがいいでしょう。
ゆうちょ銀行の自動貸付

高齢者で定期貯金や定額貯金をしている人は、貯金を担保にすることで定期貯金を解約せずにお金を借りられます

預金通帳の残高が0円になった段階で、自動的に貸付となるため、審査や申し込みの手間がいらないのがポイント。

一時的なお金のために定期貯金を切り崩したくない人は、自動貸付を利用してお金を借りましょう。

林裕二林裕二
2018年に2級FP技能士検定に合格後、AFP登録を実施。FPライターとして金融系記事をメインに寄稿するとともに、大手金融サイトで記事監修も開始。ファイナンシャルプランナーとして、読者に対して正しい情報を届けられるよう監修を行う。また、ファイナンシャルプランナーとしての専門知識に加え、ライターとして培ってきた知識を踏まえ、専門性の高い監修を行うことを心掛けている。