メルカリでお金借りる「メルペイスマートマネー」の審査基準にはメルカリの利用実績が関係する

フリマアプリとして人気が高いメルカリには、少額融資を行う金融サービス「メルペイスマートマネー」があります。

スマホから申し込みでき、融資や返済もメルカリのアプリ1つで完了する融資サービス。

「メルカリの利用実績が重視される」という斬新な審査基準も注目を集めています。

この記事では、メルペイスマートマネーの申込方法や特徴を詳しく紹介。

メルペイスマートマネーの利用を検討している人や、消費者金融の利用をためらっている人はぜひ参考にしてください。

メルペイスマートマネーの最新情報

メルペイスマートマネーの申し込み中止画面

現在メルペイスマートマネーは、新規申し込みを停止しています。

次回の申し込み再開時期は未定です。

なるべく早くお金を借りたい人は、メルペイスマートマネー以外のカードローンを利用しましょう。

目次

メルペイスマートマネーはメルカリを使ってお金を借りる融資サービス

メルペイスマートマネーのキャプチャ

メルペイスマートマネーは、フリマアプリ「メルカリ」でお金を借りるサービスです。

メルカリでは、フリマに出品されている商品の購入やキャッシュレス決済として使えるメルペイを提供しています。

メルペイを使える提携店舗も増えてきており、メインのキャッシュレス決済アプリとして利用している人も少なくないでしょう。

メルペイスマートマネーは、メルペイを利用した融資サービスで、2021年8月からサービスを開始しました。

メルペイスマートマネーの概要
借入限度額 20万円
金利(年率) 3.0~15.0%
借入方法 メルペイへのチャージ
返済方法 銀行口座からの自動引落、またはメルペイからの返済
保証人、担保 不要
借入条件 満20歳および71歳以上のお客様はご利用いただけません。
無利息期間 なし
※1ヶ月分の利息ポイントバックキャンペーンあり

メルペイスマートマネーは借入限度額が最大でも20万円の、少額融資向けサービス。

「給料日までの生活費が足りない」「欲しい物があるけれど、今すぐにはお金を用意できない」といった場面で役に立つサービスです。

メルペイスマートマネーでは、「メルカリでの取引実績に応じて限度額や金利を決定する」と明記しています。

信用情報や収入といった、通常のカードローンにおいて重視されるポイントではなく、メルカリならではの基準で審査されます。

メルペイスマートマネーにしかない特殊なサービス内容も注目を集めている1つの理由です。

メルペイスマートマネーとメルペイスマート払いの違いは?

メルカリには、メルペイスマートマネーの他に「メルペイスマート払い」と呼ばれるサービスがあります。

名称が非常に似ているので混同しやすいものの、サービス内容は全く違うので注意しましょう。

特に、メルペイスマートマネーの新規申込を停止しているタイミングだと、間違えてメルペイスマート払いを利用してしまう場合があります。

まずはメルペイスマートマネーとメルペイスマート払いの違いについて具体的にチェックしていきましょう。

メルペイスマートマネー メルペイスマート払い
サービス内容 お金を借りる 支払いを翌月以降に後回しにする
メルカリの商品購入以外の支払い 不可
利息 あり なし
※手数料はあり
利用限度額 20万円 30万円
審査基準 ・メルカリの利用実績
・収入の有無、年収
・信用情報
・メルカリの利用実績

端的に言うと、メルペイスマートマネーはお金を借りるサービスのひとつ。

それに対してメルペイスマート払いは後払いサービスです。

メルペイスマートマネーで借りたお金は自由な用途で使えますが、メルペイスマート払いはメルカリでの買い物時にしか使えません

メルカリで商品を買う時、手元にお金がなくても商品を購入でき、支払いを翌月以降に後回しできるのがメルペイスマート払いです。

自由に使えるお金を借りたいならメルペイスマートマネー、メルカリで物を買いたいけどお金がないので支払いを後回しにしたいなら、メルペイスマート払いと覚えておきましょう。

メルペイスマートマネーの審査はメルカリの利用実績が大きく影響する

メルペイスマートマネーは、独自の審査基準を設けている関係で「審査が甘い」と思われがちです。
審査基準は具体的に公表されていませんが、審査が適当に行われているわけではありません。

信用情報や収入といった一般的な審査項目は、他の消費者金融と同じようにしっかり審査されています。

しかし、一般的な審査基準よりも重視されているのが「メルカリでの利用実績」です。
ここからは、メルペイスマートマネーを利用する際の審査基準について詳しく解説します。

審査で重視されるメルカリの利用実績とは?

メルペイスマートマネーで重視されるメルカリの利用実績は、取引回数だけでなく様々なポイントでチェックされます。

まずはメルカリの利用実績とはどのようなポイントか確認していきましょう。

メルカリの利用実績

  • 取引完了回数
  • 取引の評価
  • 取引のスムーズさ
  • 自己都合で取引をキャンセルしていない
取引完了回数

利用実績として1番最初にチェックされるのが、取引完了回数です。
評価として付けられている星の数がこれまで完了してきた取引の数。

取引件数が多いと、利用実績がたくさんあると判断されやすいです。
取引は出品・購入どちらもカウントされるので、「1度も出品経験はないが、購入実績は多い」という人でも問題ありません。

登録したばかりの人や、取引実績が数件しかないと利用実績が低いと判断されてしまいます。

取引の評価

メルカリでは取引完了後、必ず取引相手から評価をもらいます。
取引時の評価が高ければ高いほど、実績が加算されます。

取引の評価は「良い」「悪い」の2択で、よほどのミスや遅延がなければ「良い」と評価してもらえるでしょう。

中にはいたずら目的で不当な評価を付けるユーザーもいます。
問い合わせをすると不当な悪い評価を消してくれる場合があるので、不当評価を受けた人は一度問い合わせてみましょう。

取引のスムーズさ

メルカリでは、取引のスピード感も利用実績で重視される可能性があります。

購入者の場合、購入から入金までが早い、受取評価が早いと高く評価されます。

出品者は、入金を受けてから2~3日以内に発送し、評価をすぐ返すと高評価です。
出品時に受けたコメントの返信、取引画面でのメッセージやり取りもスムーズに行えているといいでしょう。

自己都合で取引をキャンセルしていない

「間違えて購入した」「出品していた商品が手元になかった」といった場合、取引をキャンセルしなければなりません。
しかしメルカリにおいて、自己都合のキャンセルはマイナス評価です。

迷惑行為として注意を受け、利用実績が低く評価されてしまう可能性もあります。

こういったキャンセル行為が積み重なると、取引件数や高評価の数が多くてもメルペイスマートマネーを申し込めないかもしれません。
どうしても間違えてしまった場合を除き、自己都合でのキャンセルはやめましょう。

メルペイスマートマネーで審査落ちする人の特徴

メルカリである程度利用実績があれば審査に通過しやすい傾向のメルペイスマートマネー。
しかし中には、メルペイスマートマネーの審査に落ちてしまった人もいます。

メルペイスマートマネーで審査落ちする人はどのような特徴があるかまとめました。
審査落ちしたくない人や、審査に落ちてしまった理由を知りたい人は参考にしてください。

  • 年齢制限をクリアできていない
  • メルカリの実績が悪い
  • 他社借り入れが多い
  • 信用情報に傷が付いている

メルペイスマートマネーに申し込める年齢制限をクリアできていない

申込条件が厳しくないイメージのメルペイスマートマネーですが、申し込みできる年齢は決まっています。
メルペイスマートマネーは満20歳~70歳までしか借り入れできません。

未成年と71歳以上の高齢者は、どれだけ利用実績が良く、収入があっても利用できないので注意しましょう。

年齢は本人確認情報の登録で事務局に開示されます。

年齢を偽って申し込みはできないので、正しい年齢で登録してください。

メルカリの利用実績が悪い

上記で紹介したようにメルカリの利用実績が悪い状態だと、審査に通りにくくなります。
特に、評価が低い人やメルカリに登録して数日しか経っていない人は、通過が難しくなります。

どうしてもメルペイスマートマネーを利用したいなら、時間をかけて利用実績を積みましょう。

急いで借り入れしたいなら、メルペイスマートマネー以外のカードローンを利用してください。

メルペイスマートマネー以外の他社借り入れが多い

「メルペイスマートマネーは消費者金融と違うサービス」と認識している人もいるでしょう。

仕組みが違うので別物だと判断してしまいがちですが、メルペイスマートマネーも貸金業法に則って運営している貸金業者です。

貸金業法が適用される金融サービスでは、総量規制を守らなければなりません

総量規制とは?

総量規制は、他社も合わせた借入総額を年収の3分の1までに制限する法律です。

メルペイスマートマネー以外に他社借り入れが多くあり、総量規制ギリギリになっている人には新たな貸し付けができません。

すでに他社から総量規制近くまで借りている人は、できる限り返済を進めておきましょう。

審査時に他社借り入れの有無がわかるので、嘘をついて申し込んでも借り入れがあるとバレてしまいます。

信用情報に傷が付いている

金融関係で起こったトラブルは、トラブルから5~10年間、信用情報機関に保管されます。

過去、支払いの遅延経験がある人や債務整理を行った人は、信用情報に傷が付いている可能性もあるでしょう。

信用情報に傷があると、金融に関する新たな契約ができません

メルペイスマートマネーでも必ず信用情報をチェックしているので、信用情報に不安がある人は申し込まないのが無難です。

低金利でユーザー思いなメルペイスマートマネーならではのメリット

メルペイスマートマネーは他の融資サービスにない、独自のメリットが多く存在します。

サービスの提供が安定すれば、大手消費者金融よりもいい条件でお金を借りられるシステムとしてさらに人気が高まるでしょう。

申し込みを停止している期間が長いサービスなので、具体的にどんなサービスなのか理解できていない人は多いです。

まずは他社と比べてどんな点が優れているのか確認していきましょう。

メルペイスマートマネーのメリット

  • 金利は3.0~15.0%の低金利で利用実績によって決まる
  • 少額融資向けで借り過ぎを防げる
  • アプリ上ですべての手続きを完了できる
  • 郵送物なしで周囲にバレにくい
  • 最短即日融資もできる
  • メルカリの売上やポイントで返済できる

金利が3.0~15.0%で利用実績によって決まる

お金を借りる場合、借りた金額に合わせて利息を支払わなければなりません。

利息は、定められた金利に沿って支払うため、より低金利で借り入れたほうが負担を少なくできます。

メルペイスマートマネーの金利は3.0~15.0%と、大手消費者金融より低めです。

大手消費者金融との金利比較
カードローン 金利
メルペイスマートマネー 3.0~15.0%
アイフル 3.0~18.0%
アコム 3.0~18.0%
プロミス 4.5~17.8%
レイク 年4.5~18.0%
SMBCモビット 3.0~18.0%

※ 貸付利率はご契約額およびご利用残高によって異なります。

大手消費者金融は上限金利が18.0%前後に設定されていますが、メルペイスマートマネーは上限金利が15.0%。

低金利なカードローンに分類される利率なので、できるだけ利息の支払いを抑えたい人におすすめです。

通常、適用金利は借り入れる金額によって決まります。

しかしメルペイスマートマネーでは、メルカリの利用実績によって金利が決まります。

具体的には、完了した取引の数(評価数)が多いと金利が低く、逆にほとんど取引していない人は金利が高くなる傾向です。

SNSでは、取引実績が700件以上のユーザーで下限金利(3.0%)が適用されている口コミを確認できました。

さらに、900件以上のユーザーは下限金利を下回る金利で借り入れできると表示されています。

消費者金融は高金利なイメージですが、メルペイスマートマネーは比較的多くのユーザーが低金利で利用できるサービスです。

また、取引件数が少なくても売上金を多く稼いでいると優良ユーザーと判断され、金利が下がる場合もあります。

基準は明確に発表されていませんが、メルカリを継続的に正しく使えば、その分低金利で利用できる画期的なサービスです。

限度額20万円までの少額融資で借りすぎを防げる

メルペイスマートマネーでは、借入限度額が最大20万円までに制限されています。

消費者金融や銀行カードローンでは最大500万円~800万円まで借りられるので、メルペイスマートマネーは限度額が非常に低いです。

借入限度額が必要以上に高いと、本来借りなくてもいいお金を借りてしまいがち。
自分の返済能力を超えて必要以上に借りると、返済しきれなくなってしまいます。

メルペイスマートマネーのようにもともとの限度額が低ければ、必要以上に借りる心配もありません。

本当に必要な分だけ借りられるので、将来的に返済で苦しみたくない人、生活費を少し借りる程度だけの人におすすめです。

最短5分でメルカリアプリ上ですべて手続きが完了する

メルペイスマートマネーは申し込みのスピード感も魅力の1つです。

メルカリを利用するため、すでに住所や名前などの個人情報を入力している人がほとんどでしょう。

申し込み時はすでに登録されている情報がそのまま反映されるので、入力項目が少なく済みます。

また、メルペイの利用や売上金の銀行振込を行うために、本人確認を完了させている人も少なくありません。

本人確認がすでに終わっている人は、メルペイスマートマネーの申込時に、本人確認書類を提出する必要もありません。

メルカリの本人確認画面

マイページに表示されている評価数の横に、本人確認マークがついていれば本人確認が終了しています。

本人確認書類の確認で時間がかかるので、短縮して申し込めるのは大きなメリットです。

事前準備がすべて終わっている場合、収入や勤務形態といった追加で必要な情報を入力するだけで済むため、5分程度で手続きが終わります。

お金を借りるアプリの中でも、普段から使っているメルカリから使えるため、急いでいてもスキマ時間で申し込めます。

郵送物と在籍確認なしで周りにバレにくい

メルペイスマートマネーは、申し込みから返済まですべてスマホアプリで完結するWeb完結型の融資サービスです。

ローンカードなしのカードレス融資で、明細書や契約書も郵送されません。

メルペイスマートマネーで借り入れしても、基本的に書類が家に届かないので家族にバレるリスクを軽減できます。

家族や配偶者に内緒でお金を借りたい人におすすめのサービスです。

また、借り入れや返済の明細もすべてアプリ上で管理できるので、返済状況の確認もしやすく非常に便利です。

メルカリのヘビーユーザーなら最短即日融資も可能

メルペイスマートマネーはメルカリでの利用実績を元に審査します。

そのため、本人確認済で利用実績が多いヘビーユーザーは審査がスムーズに進む傾向です。

午前中に申し込めば、最短即日融資できる可能性もあります

「申し込んですぐ借り入れできた」という口コミもあり、審査に余裕があるタイミングだと早く対応してもらえるとわかります。

利用実績が多く、本人確認も済んでいる人は迅速な融資を期待できるでしょう。

ただし、メルカリではメルペイスマートマネーの融資スピードを「1~2日程度」としています。

メルペイスマートマネーのお申し込みから通常1-2日で審査結果をお知らせします(場合によっては3日以上お時間をいただくことがあります)。審査通過後、メルペイスマートマネーをご利用いただけます。

引用:メルペイスマートマネーの審査について|メルカリ

特に、メルペイスマートマネーは人気で注目度が高いサービスです。

申し込みが再開すると、新規申し込み希望者が殺到する可能性もあります。

申込者が多いとその分審査に時間がかかるので、申し込みの翌日くらいを目安に考えておくといいでしょう。

メルカリの売上やポイントで返済できる

メルペイスマートマネーで借りたお金は基本、登録している銀行口座からの自動引落で返済します。

しかし、メルカリで物を売って稼いだお金での返済も可能です。

手元にお金がなくても、物を売って稼げばすぐに返済できるので、返済のハードルが低いのも大きな魅力。

メルペイ残高での返済はその都度手続きをしなければなりませんが、手続自体は1~2分程度ですぐに済みます。

借入から返済まですべてメルカリ内で完結させられるので、生活費と返済用のお金を切り分けて管理できます。

メルペイスマートマネーで気を付けておくべきデメリット

メルペイスマートマネーはメルカリならではのメリットが非常に多いサービスです。

金利も低く利便性が高いものの、一部デメリットもあります。

手軽に申し込めるサービスとはいえ、貸金業法に則った融資サービスです。

デメリットもよく理解した上で申し込みを検討しましょう。

メルペイスマートマネーのデメリット

  • メルカリ初心者にはおすすめできない
  • よく新規申し込みを停止する

メルカリ初心者の人はおすすめできない

記事内で何度も紹介している通り、メルペイスマートマネーは良くも悪くもメルカリの利用実績を重視して審査します。

そのため、登録したばかりの人や利用実績が少ない人は好条件での借り入れが難しい傾向です。

審査に通っても上限金利に近い金利が適用されたり、借入限度額が低めに設定される可能性があります。

「メルペイスマートマネーは低金利で借りられる」と期待して申し込んでも、思ったような結果にならない人も少なくないでしょう。

消費者金融よりは低金利ですが、融資スピードは劣ります。

なるべく早く借りたいなら、即日融資に対応しているおすすめのカードローンを利用した方が早いです。

新規申し込みを停止する場合が多い

メルペイスマートマネーは、定期的に新規申し込みの受付を停止しています。

もともとメルカリは融資業務がメインのサービスではありません。

貸金業以外に運営しているサービスが多いため、メルペイスマートマネーの運営や審査に人員をあまり割いていない可能性があります。

そのため、貸し付けできる予算や処理できる審査数を超えると申し込みを受け付けません。

メルペイスマートマネーの新規申込について問い合わせた人は、以下のように回答をもらっています。

メルペイスマートマネーのお申し込みにつきましては、現在、大変多くのお申し込みをいただいており、新規の申し込みを停止中です。

追加借入についても、申し込みを停止しております。

再開時期につきましては、未定です。
恐れ入りますが、再開まで今しばらくお待ちください。

引用:Yahoo知恵袋

メルカリ事務局の回答も「多くの申込を受けているため」としています。

2021年8月にサービス開始後、10月頃に一度申し込みを停止しました。その後11月頃に申し込みを再開しましたが、現在は再度受付を停止中です。

メルカリアプリや公式サイトでは申し込みを停止していると明記しておらず、申し込みできるかできないか、わからない状態です。

申し込みページに進んで、以下のような表示がされたタイミングは申し込みできません。

メルペイスマートマネーのエラー画面

定期的に新規申し込みを再開するので、数日に1回確認して新規受付再開を待ちましょう。

早めにお金を用意しなければならない人は、メルペイスマートマネー以外でお金を借りるアプリに申し込むのがおすすめです。

メルペイスマートマネーの申込方法!アプリに表示がなくても申し込める?

メルペイスマートマネーは、新規申し込みを停止しているタイミングがある関係で、申込方法や申し込みページがわかりにくくなっています。

「申し込みページにすらたどり着けない」という人も少なくないので、申込方法を詳しく解説します。

メルペイスマートマネーの申し込みを検討している人は一度チェックしてみてください。

メルペイスマートマネー申し込みページヘのアクセス方法

メルカリの公式サイトを見ると、メルペイスマートマネーの申し込みはアプリのマイページから行うよう指示があります。

「マイページ>メルペイスマートマネー」の「申し込みをはじめる」を選択し、申し込み手続きを開始する

引用:借入の完了に必要な手続き|メルカリ

しかしマイページを確認すると「メルペイスマートマネー」の項目がない人もいます。

実はメルペイスマートマネーの申し込みページは、すべてのユーザーに表示されているわけではありません。

メルペイスマートマネーは申込者を絞るため、段階的にアプリ上から申し込めるよう調整が行われています。

そのため、一部のメルカリユーザーのマイページにしか表示されない仕様。

アプリ上に申し込みページがある人は、マイページを下の方までスクロールすると「メルペイスマートマネー」の項目があります。

メルペイスマートマネーの申込画面

しかし、利用実績やメルカリの使用頻度が低い人のマイページには表示されていません。

メルカリのマイページ

メルペイスマートマネーの項目が表示される条件は公表されていないため、基準は不明です。

一例としてメルカリを利用している人の表示状況を確認すると、以下のような結果となりました。

完了取引件数 マイページの表示
Aさん 175件/すべて星5評価 あり
Bさん 200件以上/すべて星5評価 なし
Cさん 3件/すべて星5評価 なし

日頃からメルカリをよく利用しているAさんは取引件数200件以下ですが、メルペイスマートマネーの項目が表示されています。

Bさんは取引件数が200件を超えていますが表示されていません。

Bさんはメルカリアプリへのログイン頻度はAさんより少なめなので、ログイン情報も加算されている可能性があります。

メルカリを3回しか利用ておらず、ほぼログインをしていないCさんもマイページに表示がありませんでした。

まずは申し込みページにアクセスできる項目があるか確認しておきましょう。

マイページに表示がない人はシミュレーションページから申し込む

では、マイページにメルペイスマートマネーの項目がない人は申し込みできないのでしょうか。

実は、アプリ上からメルペイスマートマネーの申込画面に入れない人でも申し込みできる方法があります。

マイページにメルペイスマートマネーの項目がない人は、メルカリ公式サイトのシミュレーションページからアクセスしてください。

シミュレーションページからのアクセス方法

  1. メルカリ公式サイトの「メルカリガイド」にスマホからアクセスする
    ※パソコンからは申し込みできません
  2. ページをスクロールし、「返済シミュレーション」の項目にある「こちらでご確認いただけます」からシミュレーションページにアクセスする
  3. 「メルカリアプリで開きますか?」とポップアップが表示されるので、メルカリアプリで開く
  4. アプリ上でメルペイスマートマネーのシミュレーションページにアクセスできる

上記の方法でシミュレーションページにアクセスすると、ページ内に表示されている「お申込みはこちら」ボタンから申し込みが可能です。

アプリから直接アクセスできなくても、公式サイトを通すとアクセスできるので試してみてください。

ただし、新規受付を停止しているときに申込ボタンを押しても、申込はできません。

シミュレーションのみ可能なので、新規受付が再開するまで事前にシミュレーションしておくといいでしょう。

メルペイスマートマネーに申し込む前の準備

メルペイスマートマネーに申し込むには、以下2つの条件をクリアしておかなければなりません。

  • 銀行口座を登録する
  • 本人確認を行う
銀行口座を登録する

メルペイスマートマネーは借り入れたお金を銀行からの自動引落で返済します。

そのため、銀行口座の登録が必須です。

銀行口座の登録方法

  1. 「メルペイ」を選択する
  2. ページをスクロールし、「銀行口座登録」ボタンをタップする
  3. 登録したい銀行を選び、次に進む
  4. 登録に必要な情報を入力し、「銀行サイトへ」をタップする。
  5. 銀行の登録ページでパスワードを入力し、登録する
  6. メルカリアプリに戻って4桁のパスワードを設定し、登録完了

銀行口座の登録は、3~5分ほどですぐに完了します。

メルカリで登録するパスワードは、銀行口座のものと違うパスワードにするのがおすすめです。

本人確認を行う

メルペイスマートマネーを申し込む前に、本人確認を済ませておきましょう。

本人確認を事前に済ませておくと、申込の時間を短縮できるので便利です。

本人確認の登録方法

  1. 「メルペイ」を選択する
  2. ページをスクロールし、「本人確認」ボタンをタップする
  3. 「マイナンバーカード読み取り方式」または「自撮り方式」のいずれかを選択する
  4. 画面の指示に従って、操作を行う
  5. 本人確認書類の読み取り・撮影が完了すると、本人確認開始
  6. 本人確認ができると、アプリの「お知らせ」に「アプリでかんたん本人確認が完了しました」と通知が来る

本人確認方法はマイナンバーカードの読み取りと、自撮りのどちらかから選べます。

マイナンバーカード読み取り方式 マイナンバーカードのパスワードを入力し、スマホでマイナンバーカードを読み取る
自撮り方式 本人確認書類と自分の顔を撮影し、事務局が確認する

便利で早いのはマイナンバーカード読み取り方式ですが、上手に読み込めないと時間がかかります。

スムーズに手続きできるのは自撮り方式なので、読み取りを何度か試して上手くできなかったら自撮り方式に切り替えましょう。

自撮り方式で本人確認申請を行ったところ、完了まで5時間ほどかかりました。

平日の午前中に申し込み、その日の午後に本人確認が完了します。

メルペイスマートマネーの申し込みは本人確認完了後しかできないので、本人確認は早めに済ませておきましょう。

メルペイスマートマネーに申し込む具体的な流れ

ここからは、メルペイスマートマネーに申し込む具体的な流れをご紹介します。

銀行口座と本人確認の登録が済んだ状態で開始するので、まだ登録ができていない人は先に済ませてください。

  1. メルペイスマートマネーの申し込みページにアクセスする
  2. 必要な申込情報をすべて入力し、次に進む
  3. 借入希望額と毎月の返済金額を入力し、次に進む
  4. 返済シミュレーションの結果が表示されるので、確認して次に進む
  5. 申込内容と規約を確認し、次に進む
  6. 契約内容と各種規約を確認し、次に進む
  7. 「ただいま審査中です」と表示されたら申し込み完了

申し込み自体は5分程度ですぐに終わるので、時間を見つけて空いた時間で申し込みましょう。

審査結果は、メルカリのお知らせ欄と登録しているメールアドレスに届きます。

借入希望額と返済金額は自由に入力できますが、審査の結果、希望の金額より前後する可能性もあります。

必ず希望通りの条件で借り入れできるとは限らないので注意してください。

申し込みが完了してもキャンセルされる場合がある

先ほども紹介した通り、現在メルペイスマートマネーでは申込者や利用者数を絞って運営しています。

そのため、中には申し込み自体をキャンセルされてしまう可能性もあります。

SNSに投稿された口コミでは、「申し込みはできたが取り消された」と書かれていました。

審査落ちではなく、申込自体がなかったことになる場合もあるので注意しましょう。

申込自体がキャンセルされた場合、信用情報には傷が付きません。

「メルペイスマートマネーに申し込む以前の状態」に戻る形なので、他社カードローンへの審査には影響しません。

キャンセルされたら何度申し込んでも同じ結果になる可能性が高いので、諦めて他の金融サービスを利用しましょう。

メルペイスマートマネーで借りたお金はメルペイにチャージされる

審査に通ったら、メルカリのアプリ内で借入可能です。

メルペイスマートマネーで借りたお金は、まずメルペイ残高としてチャージされます。

メルペイスマートマネーでお金を借りる方法

  1. マイページのメルペイスマートマネーを選ぶ
  2. 「借りる」ボタンをタップする
  3. 借入希望額を入力し、決定する
  4. 借り入れたお金がメルペイにチャージされる

借入申請からメルペイへのチャージは、申請したあとすぐ~1日ほどで行われます。

融資まで少し時間がかかる場合もあるので、緊急時に備えて事前にチャージしておくといいでしょう。

メルカリでの買い物や、メルペイ提携店舗での支払いに利用する場合は、アプリにチャージした状態で利用すればOKです。

借りたお金を現金で受け取る方法

借りたお金を、メルペイが使えない支払いや公共料金の支払いに使いたい人もいるでしょう。

メルペイスマートマネーでは、借入金が必ずメルペイにチャージされるため、自分で現金として引き出す手続きを行わなければなりません。

借りたお金を現金で受け取りたい人は、メルペイの銀行振込機能を使いましょう。

借入金を現金で受け取る方法

  1. 借りたい金額をメルペイにチャージする形で借り入れる
  2. 「メルペイ」を選択する
  3. 下にスクロールし、「振込申請」ボタンをタップする
  4. 振込先の口座情報を入力する
  5. 振り込みたい金額を入力し、決定する

振込申請は、メルペイ残高を口座に振り込んでくれる機能です。

振り込みが完了したら、コンビニや銀行のATMからお金を引き出すだけで現金として受け取れます。

ただし、振込申請を行う際は手数料が取られるので注意しましょう。

振込手数料は200円で、入力した振込金額から差し引かれます。

例えば10,000円で振込申請した場合、実際口座に振り込まれるのは手数料を除いた9,800円です。

手元に10,000円欲しい人は、振り込み申請時に「10,200円」で申請しましょう。

メルペイスマートマネーの返済方法は銀行口座からの引き落とし

メルペイスマートマネーで借りたお金は、基本的に登録した銀行からの自動引落です。

銀行からの自動引落は、毎月1回決められた日に行われます。

引落日は、以下の日程から都合のいい日を自分で選んでください。

メルペイスマートマネーの引落日

毎月11日、16日、26日

口座にお金が入っている給料日の翌日以降を選択するのがおすすめです。

指定した引落日に返済できなかった場合、アプリ内から手動で返済します。

アプリ内からの返済方法は以下のとおりです。

  • メルペイ残高、ポイントからの返済
  • 銀行口座からメルペイにチャージして返済

口座にお金がなくても、メルカリの売上金で返済できます。

1ヶ月の返済締切日は毎月末日です。

口座からの引き落としが上手く行かなかった人は、月末までにアプリ内から返済手続きを行ってください。

メルペイ残高での返済方法

  1. マイページから「メルペイスマートマネー」を選ぶ
  2. 画面の上にある「自動引落しの失敗分を確認する」をタップ
  3. 「今すぐ返済する」をタップする
  4. 「ポイントを使用する」または「残高を使用する」にチェックを入れ、「返済する」をタップ

メルペイに残高が入っていると、アプリ内から1分ほどで返済できます。

返済にメルカリでの売上を利用したい人は、返済分のお金をメルペイにチャージしておきましょう。

返済金額の変更はアプリ内で行える

メルペイスマートマネーでは、申込時に決めた返済金額を返済途中に変更できます。

生活費が苦しく返済の負担を減らしたい人や、逆に支払いを早く済ませたい人は積極的に利用しましょう。

返済金額の変更方法は以下のとおりです。

  1. マイページから「メルペイスマートマネー」を選ぶ
  2. 「月々の返済金額を変更する」をタップする
  3. 希望の返済金額を選択する
  4. シミュレーションを確認し、確定する

返済金額の変更は簡単に行なえますが、以下の条件に該当する場合は変更できません。

  • 月々の返済額が設定可能な下限額を下回っている
  • 自動引落しの実行中
  • 自動引落しに失敗し未払いの返済分

引用:メルペイスマートマネーの利用方法|メルカリ

返済金額の変更は、翌月以降の返済分から適用されます。

今月分の変更はできないので、余裕を持って前月までに変更申請を行っておきましょう。

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