1万円を借りる方法

「普段の生活でどうしても1万円ほどお金が足りない」「あと1万円あるだけで良いのに…」など、どうにかしてお金を借りたい時に役立つ、1万円を借りる方法についてご紹介します。

少額の借り入れなら賢く利用すれば簡単に借りられるのがカードローンの利点です。

カードローンなら一度審査を通過してしまえば、必要なときに1万円から借りられます。

この記事では1万円借りたいときに使える方法や、審査なしで1万借りたいときの方法、1万借りるのに適したおすすめの方法を紹介していきます。

急ぎで1万借りたい人必見!
  • プロミスのアプリローンなら30日間利息なしで借入できる
  • 無利息で1万借りられるレイク

※申し込みの時間帯により翌日以降の対応になる場合があります。

1万円を借りたいときに即日で今すぐ手軽に使える方法6選

1万円を手軽に借りられる方法は以下の6通り。

1万円を借りたい時に便利なのはカードローンです。

特に即日で今すぐ1万円借りるのであれば消費者金融カードローンが向いています。

消費者金融は融資までが最短20分で完了し、1000円単位でも借り入れできるため急ぎの少額融資に最適。

スマホアプリを使って契約ができて、借り入れもコンビニATMが利用できるため、手軽に借りられる魅力があります。

一時的にお金借りるときにも便利です。

『プロミス』の無利息サービスでお得に少額融資できる!

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1万円ほどの少額が必要なら、借入日の翌日から30日間金利が0円となる『プロミス』がおすすめ

無利息期間※1内に返済すると、金利なしで手軽に融資を受けられます。

無利息期間が適用されるのは借入日の翌日からなので、事前に余裕をもって契約できるのが魅力。

さらに最短3分※2で融資を受けられて、周りにバレにくいのもメリットです。

消費者金融に抵抗がある人でも、利用しやすいカードローンです。

※1 メールアドレス登録とWeb明細利用の登録が必要です。
※2 お申込み時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。

今すぐ1万円借りるときに手軽に借りられるカードローン

「消費者金融カードローンで1万借りたい」と思っても、どこで1万円を借りるべきなのか迷ってしまう人もいると思います。

「できればその日に欲しい」「利息はあまり払いたくない」と考える人の意見を踏まえて、審査が短いところや利息0円の期間があるところを重視しておすすめの消費者金融カードローンを紹介していきます。

今すぐ1万借りたいならプロミス

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公式サイトhttps://cyber.promise.co.jp/
融資時間最短3分
※ お申込み時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。
金利4.5%~17.8%
無利息期間30日間

今すぐ1万円が必要なら、アプリローンでプロミス審査を受けるのがおすすめ。

プロミスはスマホがあればその場で申し込みでき、最短3分※1で借入まで完了

契約直後ではなく、借り入れの翌日から30日間の無利息期間が適用されるので、1万円必要なときに非常に便利なカードローンです。

※1 お申込み時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。

SMBCモビットなら電話連絡なしでスムーズに1万円借りられる

モビット公式サイトのキャプチャ

公式サイトhttps://www.mobit.ne.jp/index.html
融資時間最短即日
※申込の曜日や時間帯によっては翌日以降の取扱となる場合があります。
金利3.0~18.0%
無利息期間なし

SMBCモビットは、Web完結で申し込めば会社への電話連絡なしで1万円借りられます。

Web完結申し込みができる条件は以下の通りです。

  • 三井住友銀行、三菱UFJ銀行、みずほ銀行、ゆうちょ銀行のいずれかに口座を持っている
  • 社会保険証、または組合保険証を持っている

会社への電話連絡をなしにすると、審査時間を短縮できます。

「飲み会までに1万円欲しい」「3時間以内にお金が必要」といった急な借り入れにも対応。

SMBCモビットでは、利息の返済時にTポイントが貯まります。

貯めたTポイントで返済もできるので、1万円をポイントのみで返済も可能です。

アコムならローンカードを今日中に発行してコンビニから1万円借りられる

アコムの公式サイトキャプチャ

公式サイトhttps://www.acom.co.jp/
融資時間最短20分
金利3.0~18.0%
無利息期間最大30日間

アコムは、申し込みから最短20分で1万円借りられます。

アコムのアプリをダウンロードしておけば、書類提出や融資までスマホのみでOK。

セブン銀行ATMで利用できるスマホATMを利用するためには、ローンカードの発行が必要です。

アコムでは、自動契約機を使ってローンカードを今日中に受け取れます。

ローンカードがあれば、セブン銀行ATM以外でもすぐに1万円借入可能です。

「1万円借りるだけでもカードを持っておきたい」といった人は、アコムのカードローンを選びましょう。

無利息期間が最大30日間利用できるので、期間内に1万円を用意できれば利息はかかりません。

※お申込時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。

消費者金融に不慣れな人はレイクがおすすめ

レイクの公式キャプチャ

公式サイトhttps://lakealsa.com/
融資時間Webで最短25分融資も可能※1
金利年4.5~18.0%※2
無利息期間最大180日間※3

消費者金融での借り入れが初めてで、あまり慣れていない人はレイクがおすすめです。

1万円借りるにあたってレイクが適している理由は2つ。

まず1つ目は、無利息期間が長いことです。

レイクは5万円までの借り入れなら180日間無利息が0円になります。

急にお金が必要なタイミングで1万円だけ借りて、落ち着いたら180日以内にすぐ返済しましょう。

利息を支払わず利用できるので、金利や利息の仕組みに詳しくない初心者でも使いやすいです。

2つ目は、Webからの申し込みで最短25分のスピード融資も可能な点。

申し込みから最短25分で借り入れできる消費者金融は、アイフルとレイクのみです。

21時まで(日曜日は18時)に契約できれば、その日に内に1万円手元に用意できます。

飲み会や急な移動による交通費など、夜間にお金が必要でもすぐ対応可能です。

※1 21時(日曜日は18時)までのご契約手続完了(審査・必要書類の確認含む)で、当日中のお振込が可能。一部金融機関および、メンテナンス時間等を除きます。
※1 審査の結果によってはWebでのご契約手続きができない場合がございます。
※2 貸付利率はご契約およびご利用残高に応じて異なります。
※3 初めてなら初回契約日の翌日から無利息
※3 無利息期間経過後は通常金利適用
※3 30日間無利息、60日間無利息、180日間無利息の併用不可
※3 ご契約額が200万円超の方は30日間無利息のみになります。
※3 ご契約額1万円~200万円まで
※3 Web以外で申込された方は60日間無利息を選べません。

≪貸付条件≫
融資限度額 1万円~500万円
貸付利率 年4.5%~18.0%
※貸付利率はご契約およびご利用残高に応じて異なります。
ご利用対象 年齢が満20歳以上70歳以下の国内に居住する方,日本の永住権を取得されている方,安定した収入のある方(パート・アルバイトで収入のある方も可)
遅延損害金(年率) 20.0%
ご返済方式 残高スライドリボルビング方式/元利定額リボルビング方式
ご返済期間・回数 最長5年、最大60回
※融資枠の範囲内での追加借入や繰上返済により、返済期間・回数は変動します。
必要書類 “運転免許証
※収入証明(契約額に応じて、新生フィナンシャルが必要とする場合)
年収証明・所得証明
担保・保証人 不要
※商号:新生フィナンシャル株式会社
※貸金業登録番号:関東財務局長(10) 第01024号
※日本貸金業協会会員第000003号
電話番号:0120-09-09-09

審査が不安な人はアイフルで1万円調達するのがおすすめ
アイフル店舗写真

融資時間最短20分
金利3.0~18.0%
無利息期間初回のみ30日間

審査通過率は成約率ともいい、申し込みをした人のうちどのくらいの割合の人と契約を結んだかを表す数字です。

アイフル審査の通過率は44.5%と、プロミスと並んで1位となっています。

10人中約4人が審査に通過する計算です。

ちなみに大手消費者金融の成約率を比較すると以下のようになります。

消費者金融成約率
アコム43.6%
アイフル44.5%
プロミス44.5%
レイク33.2%

アコムIR情報アイフルIR情報プロミスIR情報レイク IR情報

アイフルは公式サイトで「最短30分で審査完了」「最短1時間でお借入れ」と明記していて、スピーディーな融資も可能。

Web完結の手続きを選べばほとんどすべての手続きをスマホ一つで済ませられます。

審査に落ちたくない人や忙しくてあまり時間をかけたくない人にオススメです。

※申し込みの時間帯により翌日以降の対応になる場合があります。

最短5分※1,2の借り入れが魅力な三井住友カードのカードローン

三井住友カード カードローンの公式キャプチャ

金利1.5~15.0%
融資時間最短5分※2,3
無利息期間最大3ヵ月
融資時間原則24時間対応

消費者金融より金利をおさえて借り入れしたい人は、上限金利15.0%の三井住友カードカードローンを選びましょう。

低金利かつ最短5分の融資※1,2にも対応。

ほんの少し足りない時におすすめのカードローンです。


※1 最短5分の会員番号発行は、新規契約時点でのご利用枠が50万円でのお申込みとなります
※2 最短5分の会員番号発行 受付時間:9:00〜19:30

※ 21時(日曜日は18時)までのご契約手続完了(審査・必要書類の確認含む)で、当日中にお振込が可能。一部金融機関および、メンテナンス時間等を除きます。
※ 初めてなら初回契約日から無利息
※ 無利息期間経過後は通常金利適用
※ 30日間無利息、60日無利息、180日間無利息の併用不可
※ ご契約額が200万円超の方は30日間無利息のみになります
※ 契約額1万円~200万円まで

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消費者金融はどうにかして1万円借りたい人の味方!1万からでも借りられて便利

消費者金融は利用限度額の下限金額を1万円からに設定しているところが多く、1万借りたい人には最適な方法です。

三井住友銀行カードローンや三菱UFJ銀行の「バンクイック」などの銀行カードローンは、数百万円の高額融資に対応している反面、限度額の下限が10万円となっているところが多くなっています。

銀行カードローン限度額
楽天銀行スーパーローン10万~800万円
三井住友銀行カードローン10万~800万円
みずほ銀行カードローン10万~800万円
りそな銀行「りそなプレミアムカードローン」10万~800万円
三菱UFJ銀行「バンクイック」10万~500万円
東京スター銀行「スターカードローン」10万~1000万円

限度額の範囲なら借入可能なので1万円だけを借りることもできますが、銀行カードローンは高額融資向けの商品です。

一方、消費者金融のカードローンは10万円以下の少額融資にも対応しているため、1万円だけでももちろん可能。

借りたい金額だけ引き出せるので、急に少額が必要になったときに便利です。

無利息期間を利用すれば1万円借りたときにかかる利息を0円にできる

たとえ1万円とはいっても、消費者金融カードローンでは利息がつき、返済期間が長くなるほど利息の金額も高くなります。

一般的な消費者金融の利息は金利18.0%程度なので、1万円を6ヶ月借りたら約900円ほど。

1万円くらいなら高額な利息がつくことはありませんが、せっかくなら利息を払いたくないですよね。

知らない人も多いですが、大手の消費者金融が提供しているカードローンには初めて利用する人限定の無利息期間があることが多く、期間内に借金を完済すれば利息はまったくかからないのでお得です。

消費者金融無利息期間
アコム最長30日間
アイフル初回のみ最長30日間
プロミス最長30日間
レイク最長180日間

特にレイクに初めて申し込む場合、契約額が200万円までの方は60日間無利息と180日間無利息(借入額5万円まで)のどちらかを選べます。

土日祝・営業時間外でも1万円から借入が可能

消費者金融カードローンでは、土日・祝日・営業時間外でも口座への振込やATMからの引き出しができるところがほとんどです。

例えばアコムなら、楽天銀行に口座を持っていればインターネットから24時間365日振込に対応してもらえます。

他の消費者金融にもネットでの振込ができるところはあるので、対応している銀行口座を調べて利用してみるとよいでしょう。

またメンテナンス中などの例外を除いて24時間365日コンビニATMでお金を借りることが可能です。

消費者金融によって対応しているコンビニが違うので、事前に確認してからATMに行きましょう。

銀行カードローンは当日中の融資に対応していない

数年前までは銀行カードローンでも当日中に融資を申し込むことができましたが、現在ではその日の融資に対応してくれる銀行カードローンはほぼありません

銀行カードローンでその日の融資を禁止する法律はありませんが、国内の民間銀行のほとんどが加盟している「全国銀行協会」から正式に申し合わせが行われました。

申し合わせでは収入状況や返済能力を確認することに重点が置かれているため、銀行はお金を貸すときの審査に時間をかけるようになりました。

(1) 年収証明書や自ら保有するお客さまの情報等によって、お客さまの収入
状況や返済能力をより正確に把握することに努める。例えば、改正貸金
業法上、自社で50万円超または他社借入を含めた総額で100万円超の貸出
審査には年収証明書が必要とされていることにも留意する。
(2) 貸付け審査にあたり、信用情報機関の情報等を活用するなどして、自行・
他行カードローン、貸金業者の貸付けを勘案して返済能力等を確認する
よう努める。
引用元:銀行による消費者向け貸付けに係る申し合わせ|全国銀行協会公式サイト

結果として、銀行カードローンではその日に融資を受けられなくなりました。

一方、消費者金融はこの申し立てに当てはまらないため、今でも当日に融資を行ってくれるところが多いです。

カードローン以外で1万円借りたいときに使える方法

カードローン以外で1万円を借りる方法についても詳しく解説していきます。

記事の冒頭でも紹介したように、1万借りたいときに使える方法はカードローンだけではありません。

消費者金融の利用を躊躇う人に向けて、次の4つの方法を紹介します。

  • クレジットカードのキャッシング
  • 質屋
  • 家族や友達にお願いする
  • 契約者貸付を利用する

上記の中には審査なしで1万円を借りられる方法もあります。

クレジットカードのキャッシングは1万円借りたい人の味方

1万円などちょっとした融資で使えるのが、クレジットカードのキャッシングです。

クレジットカードには、買い物やサービスの支払いに使える「ショッピング枠」と、直接現金の融資を受けられる「キャッシング枠」があります。

キャッシング枠はクレジットカードに元々ついているものではないので、初めて利用するときは申し込みをして審査を受けてください。

一度審査を通過してしまえば、その後は限度額の範囲内ならいつでも何回でも借り入れOK

審査の結果が出るまでには1~2週間ほどかかることもあるので、早めに準備をしておくのがベスト。

審査に通った後の実際の借入方法は消費者金融カードローンとほとんど同じで、銀行系のクレジットカードなら銀行ATMやコンビニATM、それ以外のクレジットカードならコンビニATMで引き出せます。

またクレジットカードの中には、ネットキャッシングで借りられるものもあります。

金利も消費者金融カードローンと同じように高く、借入額が100万円までなら金利18.0%になることがほとんど。

返済はショッピング枠の引落日にまとめて行うことになるので、準備をしておきましょう。

1万円程度のお金を借りるのに適している質屋

質屋とは価値のある品物を担保として預けるのと引き換えにお金を貸してくれるお店のことです。

有名どころだとチケットやブランド品などの買い取りで知られている「大黒屋」がありますね。

一度質屋に品物を預けても、期限までに利息を含めて返すことができれば返却してもらえます。

しかし返済ができない場合は、預けた品物が商品としてお店で販売されることに。

借金が返せず預けた品物が質屋の商品として売られることを「質流れ」といいます。

質流れになった品物は取り戻すことができないので、質に入れるときは慎重に考えましょう。

質屋のいいところは、品物を担保にしているので審査や信用調査なしで借りられるところです。

返済ができなかった場合でも品物を失うだけだという点もメリットですね。

どうしてもお金が必要で、手元に価値のある不用品がある場合は、質屋を使うことを検討してみるといいですよ。

ちなみに預けられる品物としては貴金属やブランド品などが多く、例としては以下のようなものがあります。

  • 腕時計
  • ジュエリー
  • ブランドバッグ
  • ブランド財布
  • カメラ
  • パソコン

金額としては、10万円以下が一般的。

預ける品物によって金額が変わってくるので、お店の人と相談するのがよいでしょう。

金額が1万円程度なら、スマホやゲーム機などの電子機器も担保にできます。

ブランドもののバッグや腕時計、ゴールドやプラチナなどの貴金属といった品物は査定額が1万円を超えることも多いですが、その場合でも1万円だけの借り入れは可能です。

はじめから返済できないことがわかっている場合は、質入れするより買い取りを依頼したほうがお得。

買い取りの金額は質入れのときより2割ほど高いので、質入れしたら50万円だった腕時計が買い取りで60万円になるといったこともよく起きます。

「質屋にはちょっと行きづらい」と思う人も多いかもしれませんが、最近では20~30代の若い人や女性もよく利用するようになっているので、気軽に相談してみるといいですよ。

返済できるなら家族や友達にお願いして1万借りる方法もある

どうしてもお金がないとき、家族や友達に貸してほしいと頼む人もいます。

下手をすると縁が切れてしまう恐れもあるので、頼むときは細心の注意を払いましょう。

家族や友達からお金借りるときにやったほうがいいのは以下のようなことです。

  • 借りたい理由を説明する
  • 借用書を作る
  • 返済計画を立てる

親にお金を借りるときは、具体的な理由をあげてどうしても必要だということを説明しましょう。

「冠婚葬祭の費用が出せない」「病気やケガで医療費が必要」など、やむを得ない事情なら説明すれば相手も納得してくれる可能性があります。

「〇月〇日に××円借りて△月△日までに返す」といった内容を明記して借用書を作りましょう。

借用書があれば貸したという証拠になるので、いくら借りたかはっきりし、お互い安心できていいことずくめです。

借りた後は、しっかりとした返済計画を立てて確実に返すようにしてください。

家族や友達からの借り入れで避けたほうがいいのは、以下のようなことです。

  • 借り入れ理由のウソをつく
  • 浪費やギャンブルのためと言う
  • 返済しない

ウソをつくと相手からの信用を失うだけでなく、悪質な場合は詐欺罪として訴えられることがあります。

浪費やギャンブルが目的なこと自体もまずいですが、理由を偽るなどウソをつくのはさらに危険です。

また返済を怠ると二度と信用を取り戻せなくなるかもしれません。

「金の切れ目が縁の切れ目」とよく言いますが、家族や友達を相手にするとそのようなリスクがあることは覚えておいた方が良いでしょう。

逆に言えば、消費者金融カードローンやクレジットカードのキャッシングを利用したほうが、知人とのトラブルのリスクを抑えて借入できます。

契約者貸付制度を利用すれば審査なしで1万円借りられる場合も

生命保険に入っている人は、契約者貸付制度を利用して借りる方法もあります。

契約者貸付制度とは、生命保険の解約払戻金を担保として契約者が借りられる制度のこと。

終身保険など積み立て型の生命保険には解約したときに支払われる解約返戻金があるのですが、返戻金を担保にすれば保険会社から一定額の借り入れが可能なのです。

限度額は解約返戻金の7~9割までとなるのが一般的で、解約返戻金の金額が高い保険商品ほど金額も高くなります。

逆に解約払戻金が発生しない掛け捨ての生命保険だと、加入していても契約者貸付制度は使えません。

なお契約者貸付制度を利用しても、保険を解約する必要はありません。

仮にお金が必要になったからといって保険を解約すると、3つのデメリットを受けることになります。

  • 保障が受けられなくなる
  • 次の保険に加入できるとは限らない
  • 解約払戻金の金額が小さくなるので損

保険を解約してしまうと、当然ながらその後は保障が受けられなくなりますよね。

年齢や健康状態がネックで次の保険に入れない可能性もあります。

また途中解約だと解約払戻金はそれまで払ってきた金額を大きく下回ってしまうので、損な結果になってしまいます。

契約者貸付制度を使えば、そうしたデメリットを回避しながら用意することが可能です。

また契約者貸付制度には2つの大きなメリットがあります。

  • 金利が低い
  • 審査がいらない

契約者貸付制度では解約払戻金が担保になるので、利息の金利は2~6%程度と低いです。

また貸付のときに審査を受ける必要がないので、限度額の範囲内で希望した金額を好きなときに借りられます。

ただし返済ができないと保険が失効することもあるので、注意してください。

林裕二監修者コメント
万が一、契約者貸付制度を利用中に生命保険金支払事由が発生したときは、借入金を差し引いた金額が支払われます。たとえば、生命保険金が1,000万円の保険契約で100万円を借入れていたとき、被保険者に万が一のことがあれば、貸付金額を引いた900万円が支払われます。
また、保険金の支払いと同時に契約者貸付の支払いはなくなるので安心してください。
林裕二林裕二
2018年に2級FP技能士検定に合格後、AFP登録を実施。FPライターとして金融系記事をメインに寄稿するとともに、大手金融サイトで記事監修も開始。ファイナンシャルプランナーとして、読者に対して正しい情報を届けられるよう監修を行う。また、ファイナンシャルプランナーとしての専門知識に加え、ライターとして培ってきた知識を踏まえ、専門性の高い監修を行うことを心掛けている。