100万円を借りる方法

車購入の頭金や結婚の準備資金・慰謝料の支払いなど、急に100万円以上のお金を借りたくても、何を基準に借入先を決めればいいか分からないとの声もあります。

100万円以上借りるときのポイントは、できる限り好条件の借入先を探すことです。

借りる金額が大きいと、条件が少し違うだけで利息額は大きく変動します。

今回はできるだけ負担を抑えて100万円借りられる方法を5つ紹介。

借りた後で「多額のお金を借りたはいいけれど、返済ができない」と悩まず済むよう返済額についても解説します。

100万借りる前にチェックして返済時の負担が少ない借入先を選び、返済計画を立てた上で借り入れしましょう。

100万借りたい人向け!

100万円借りたいときに使える5通りの方法

100万円を借りたいときに選べる借入先は次の5つです。

  • 銀行
  • 消費者金融
  • ろうきん
  • JAバンク(農協)
  • 公的融資制度

5つの借入方法について、メリット・デメリットを下の表にまとめました。

金融機関金利(年)メリットデメリット向いている人
銀行カードローン1.5~15.0%・引き下げ条件を満たせばさらに金利が低くなる
・利用限度額の範囲内で自由に追加借り入れできる
・消費者金融と比べて審査に時間がかかる
・銀行フリーローンよりも金利が高め
低金利で繰り返し借りたい
フリーローン5.0~14.0%・借りる金額が大きいほど金利が低くなる
・引き下げ条件を満たせばさらに金利が低くなる
・借り入れは一括のみ
・借りるまでに1ヶ月程度かかる
・追加の借り入れができない
1回100万円借りられればいい
消費者金融3.0~15.0%・即日借入できる
・口座開設不要
・比較的審査に通りやすい
・無利息サービスがある
・総量規制の対象となる(年収300万以上ある人のみ)
※100万円借りたい場合
・一度に100万円借りられる可能性は低い
急いで100万円借りたい
ろうきん2.0~9.8%※機関により差あり・金利が低い
・引き下げ条件を満たせばさらに金利が低くなる
・未成年でも借りられる可能性がある
・地域が限定される
・借りるまでに2週間以上かかる
・審査が厳しい
ろうきんの会員資格がある
JAバンク(農協)4.5~14.4%・銀行カードローンの上限金利よりも低め・地域により条件に差あり
・組合員、准組合員への加入が必要
・借りるまでに1週間以上かかる
・審査が厳しい
JAバンクの会員資格がある
公的融資制度無利子~1.5%・収入が不安定で生活に困窮している人も借りられる可能性がある
・連帯保証人を用意できれば無利子で借りられる
・基準に合わなければ借りられない
・借りるまでに1ヶ月近くかかる
・借入目的に合うお金以外は借りられない
生活に困窮してる

お金を借りる方法の中で最も負担が少ないのは、ろうきんだと分かりました。

ろうきんは働く人のための金融機関で、会員なら有利な条件で借り入れ可能です。

JAバンクも平均金利は年10.0%前後と、銀行よりも好条件で借りられます。

ただし地域によって差があり、店舗によっては15.0%近くなるケースも。

JAバンクは農業従事者または出資金を出して会員になっている人が利用できる借入先で、住んでいる地域にある店舗を利用するルールです。

銀行には主にカードローンとフリーローンがあり、カードローンを選ぶと決められた限度額の範囲で繰り返し借りられます。

100万円借りた後も追加でお金を借りる可能性があるときに選ぶと、新たな契約をする必要なく手間がかかりません。

1回のみ100万円借りられればいい人は、フリーローンを選ぶとカードローンよりも低金利な傾向です。

消費者金融は、100万円以上借りると銀行カードローンと大きく変わらない利息額になります。

公的融資制度は生活に困窮している人向けで、国や地方自治体の制度で借り入れします。

生活を維持するのに必要なお金をほぼ利息なしで借りられますが、設けられた条件を満たしていなければ制度を利用できません。

借入先を選ぶとき金利以外に注目すべきポイント

借入先を選ぶときは、利息以外に以下のポイントにも注目しましょう。

  • 借りたい時期
  • 利用条件に合っているか

今日か明日にでも100万円借りる必要があるなら、即日融資にも対応できる消費者金融
を選びましょう。

数日のうちで間に合うなら、銀行カードローンが向いています。

会員資格がある人なら、ろうきんまたはJAバンクを選ぶと低金利で借り入れできます。

ただし負担が少ない借入先ほど審査が厳しく、借りるまでに時間がかかる傾向です。

ろうきんやJAなど営利目的でない機関は、好条件でお金を借りられる反面、借り入れできる人を限定しています。

公的融資制度は無利子~1.5%で借りられますが、生活に困窮している人しか制度を利用できません。

借入先を選ぶ際は利息だけでなく、借りたい時期や申込対象に当てはまるかも事前に確認しましょう。

林裕二監修者コメント
給与の受取口座等に指定している銀行口座であれば、銀行側から「お金を借りてください」と案内が来ることもあります。明らかに「借りてください」とまでは言わなくても、金利優遇を謳ってカードローンや各種ローンへの案内が来ることはあります。銀行から見れば「優良顧客にお金を貸したい」のが本音です。そのため、低金利で100万円を借りたいのであればまず、自分がメインバンクとして利用している銀行に相談してみると良いでしょう。

銀行カードローンで100万円を借りるときの特徴を比較してみた

銀行カードローンで100万円借りる際の特徴は以下の通りです。

  • 数日のうちに借りられる
  • 会員にならなくても低金利で融資を受けられる

銀行カードローンは数日のうちに審査結果が出るケースが多く、早ければ申込当日や翌営業日に借り入れできるところもあります。

平均的な上限金利は年15.0%程度ですが、消費者金融より負担が少ない借入先も選択可能です。

なるべく返済時の負担を抑えて100万円借りたい人は、銀行カードローンを選びましょう。

できるだけ負担を軽減して借りたい人のために、100万円を借りられる銀行カードローンの条件をまとめて比較しました。

商品名金利(年)
※100万円借りたとき
無利息サービス
楽天銀行スーパーローン6.6%~14.5%なし
三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」13.6%~年14.6%なし
三井住友銀行カードローン12.0%~14.5%なし
auじぶん銀行カードローン13.0%~17.5%
※通常コース
なし
みずほ銀行カードローン12.0%なし
住信SBIネット銀行カードローン14.79%なし

銀行カードローンは、利用限度額によって金利が詳細に設定されているケースが多いです。

例えばみずほ銀行カードローンの条件は以下の通り。

利用限度額金利(年)
10万円以上100万円未満14.0%
100万円以上200万円未満12.0%
200万円以上300万円未満9.0%

一般的に融資額が高いほど負担が少ない傾向のため、100万円借りると上限より低い利息が適用される可能性もあります。

返済計画を立てたい人は、借入金額によって条件が決まっている分かりやすい銀行カードローンを選びましょう。

普段から利用している銀行がある人は、取引のある銀行のカードローンを選ぶと信用を得やすいです。

口座の情報から安定収入があると判断してもらえれば、審査に通って100万円の融資を受けられる可能性が高まります。

銀行カードローンの多くは無利息サービスを設けていない

低金利のカードローンは銀行カードローンであるものの、無利息サービスを設けていない借入先が多いです。

消費者金融には、初めて借りる人を対象として一定期間無利息で融資をする「無利息サービス」があります。

無利息期間のうちに繰り上げ返済をすれば、無利息サービスを利用した方がお得になるケースも。

借りてすぐ返済する予定がなければ、銀行カードローンを選びましょう。

楽天会員なら楽天会員ランクに応じて審査優遇を受けられる>楽天銀行スーパーローン

楽天銀行スーパーローンの公式サイト

項目内容
公式サイトhttps://www.rakuten-bank.co.jp/loan/cardloan/
金利(年)
※100万円借りたとき
6.6%~14.5%

楽天銀行スーパーローンは、楽天会員なら会員ランクに応じて審査優遇を受けられる※可能性もある銀行カードローンです。

100万円以上の借り入れとなると返済期間も長くなるため、収入の安定性や過去の信用情報など、審査で見られる項目が多くなります。

10万円程度の少額を借りるときよりも審査が厳しめで、人によっては審査に通らない可能性も。

楽天銀行スーパーローンは、楽天会員ランクに応じて審査の優遇を受けられると公式で記載があります。
※必ずしもすべての楽天会員が審査の優遇を受けられるとは限りません。

審査優遇を受けられれば、100万円の借り入れで審査が厳しくなりがちなときに審査に通りやすくなる可能性も。

審査優遇を受けられる可能性が高いのは、以下の楽天会員です。

  • 会員ランクがプラチナやダイヤモンドと高い
  • 楽天会員になってから数年経過している
  • サービス利用時に支払いが遅れていない

楽天会員ランクが高い人は、楽天関連のサービスを頻繁に利用しています。

サービスの利用料金を支払い続けている証明になり、返済能力をアピールできるため、審査に通りやすい可能性も。

楽天会員になってからの年数が長い人も、サービスを利用し続けられるだけの経済力があると判断されやすいです。

ただしサービス利用時に支払いが遅れていると、返済能力があるとは思ってもらえません。

支払いが送れない状態で楽天グループのサービスを利用し続けてきた人は、楽天銀行スーパーローンに申し込みましょう。

すでに楽天会員になっている人だけでなく、初めて利用する人にとってもネット銀行ならではの利便性が魅力的なカードローンです。

Web完結申込も可能で、アプリから手軽に申し込みができます。

口座がなくてもWebからすぐに申し込みできる三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」

バンクイックの公式サイトキャプチャ

項目内容
公式サイトhttps://www.bk.mufg.jp/kariru/banquic/index.html
金利(年)
※100万円借りたとき
13.6%~14.6%

バンクイックは100万円借りたいときに口座がなくてもWebからすぐに申し込める、三菱UFJ銀行が提供している銀行カードローンです。

銀行カードローンには、申し込みの際に口座作成が必要な商品と、口座不要で借りられる商品があります。

「すでに複数の銀行で口座を開設している」「管理が難しくなるので口座を増やしたくない」といった人でも、口座開設なしにカードローンの申し込みが可能です。

借入限度額は500万円までで、100万円程度の借り入れにも向いています。

バンクイックで100万円前後借りたときの適用条件は以下の通りです。

利用限度額金利(年)月々の返済額
100万円超10.6%~13.6%20,000円
10万円以上100万円以下13.6%~14.6%

100万円~110万円未満の借り入れなら、毎月の返済は約20,000円(※借入利率 年8.1%超の場合)となるので、計画的に利用したい人におすすめです。

申し込みまですべてWeb上で完結するため、銀行に出向く必要もいりません。

バンクイックは提携ATMからお金を引き出して借りると、最低1,000円から借りられます。

100万円借りたあと、生活費として細かくお金を引き出したい人にもぴったりです。

新規口座を開設せずに来店不要で100万円借りたい人は、バンクイックに申し込みましょう。

全国の提携コンビニATMや三井住友銀行ATMで手数料無料になる三井住友銀行カードローン

三井住友銀行 カードローンの公式キャプチャ

項目内容
公式サイトhttps://www.smbc.co.jp/kojin/cardloan/
金利(年)
※100万円借りたとき
12.0%~14.5%

三井住友銀行のカードローンは、三井住友銀行ATMや全国の提携コンビニATMの手数料が無料です。

一般的なカードローン利用時のATM手数料は、1万円超の取引で220円。

三井住友銀行のカードローンで100万円借りたときの月額返済額は15,000円で、完済まで137ヶ月かかります。

手数料がかかるとしたら30,000円以上必要ですが、三井住友銀行のカードローンならATA手数料の心配はいりません。

三井住友銀行のカードローンは、カードレス契約にも対応しています。

カードレスは三井住友銀行の普通預金を持っていない、またはWebより申し込みの人で、本人確認をオンラインで行った場合に限りに可能です。

カードレスで契約するとSMBCダイレクトからの返済となり、ATMへの来店なしで返済も可能です。
※カードレスを選択の場合は(SMBCダイレクト)インターネットによるご利用となり、ATMはご利用いただけません。

SMBCダイレクトと他行ネットバンキングを使って振り込みで返済する際も、手数料なしで利用できます。

三井住友銀行のカードローンでは最短当日借り入れできる可能性もあります。

手数料の心配をせずに返済したい人や、早めにお金を用意したい人は、三井住友銀行のカードローンで100万円借りましょう。

※ 申込完了後の確認事項や、本人確認書類の提出状況によっては異なる場合もございます。

auじぶん銀行カードローンのau限定割 誰でもコースは年12.9%で借りられる可能性がある

auじぶん銀行公式サイトをキャプチャした画像

項目内容
公式サイトhttps://www.jibunbank.co.jp/products/loan/
金利(年)
※100万円借りたとき
通常:13.0%~17.5%

※新規契約でご利用限度額10万円~100万円の場合

auじぶん銀行カードローンは、au限定割・誰でもコースなら、利用限度額が10万円~100万円のときに12.9%~17.4%の範囲に設定される商品です。

金利は利用限度額が高いほど低い傾向にあるため、100万円を年12.9%で借りられる可能性があります。

au IDを持っている人なら、誰でも0.1%下げられるのがメリット。

申込前にau IDを作成すれば引き下げの対象になるため、IDを持っていない人は「au Webポータル」から作成しましょう。

申込対象年齢は20~70歳未満で、60代の借り入れに対応しています。

収入があれば60代でもまとまった融資が受けられる可能性も。

auじぶん銀行カードローンの借り入れ診断を試した結果が以下の通りです。

年収借り入れの可否
300万円
借入可能な可能性あり
250万円
借入可能な可能性あり
200万円
診断では判断不可
100万円
診断では判断不可

100万円借りたい場合は、年収250万円以上が必要です。

安定した収入がある人はauじぶん銀行カードローンを検討してみましょう。

借り換え目的ならより低金利で100万円借りられる

auじぶん銀行カードローンに申し込む目的が借り換えなら、100万円を年12.5%で借りられます。

借り換えコースは100万円から利用可能で、100万円借りたいau IDを持っている人なら0.5%の優遇対象に。

通常コースで最も低い12.9%が適用されたとしても、借り換えコースなら12,000円程度利息が安くて済みます。

コース5年で返済したときの利息
通常コース:12.9%362,100円程度
借り換えコース:12.5%349,900円程度

すでに100万円借りている人が、借り換えによって利率を引き下げたいときは、借り換えコースに申し込みましょう。

来店不要で融資まで完了するみずほ銀行カードローン

みずほ銀行カードローンのキャプチャ

項目内容
公式サイトhttps://www.mizuhobank.co.jp/retail/products/loan/card/index.html
金利(年)
※100万円借りたとき
年12.0%

メガバンクの1つであるみずほ銀行カードローンは、Web完結で申し込みできる手続きのしやすいカードローンです。

申し込みはWeb上で完結し、すでにみずほ銀行の口座を持っている人ならスマホアプリで融資・返済も可能。

100万円借りたときの金利が低い傾向にあり、できるだけ返済額を減らしたい人にも向いています。

銀行カードローン100万円前後借りたときの金利(年)100万円ぴったり借りたときの最高金利(年)100万円ぴったり借りたときの最低金利(年)
みずほ銀行カードローン10万円以上100万円未満:13.5%
100万円以上200万円未満:12.0%
12.0%12.0%
楽天銀行スーパーローン10万円以上100万円未満:14.5%
100万円以上200万円未満:6.6~14.5%
14.5%6.6%
三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」10万円以上100万円以下:13.6%~14.6%
100万円超200万円以下:10.6~年13.6%
14.6%13.6%
三井住友銀行のカードローン100万円以下:12.0%~14.5%
100万円超200万円以下:10.0%~12.0%
14.5%12.0%
auじぶん銀行カードローン10万円以上100万円以下:13.0%~17.5%
100万円超300万円以下:7.0%~13.0%
17.5%13.0%
住信SBIネット銀行カードローン10万円以上100万円以下:14.79%
110万円以上200万円以下:11.99%
14.79%14.79%

選ぶ銀行によって100万円以下で条件変わるパターンと、100万円未満を基準にしている例があります。

みずほ銀行は100万円以上になると金利が下がり、12.0%で借り入れ可能です。

各カードローンと比較すると、みずほ銀行カードローンは好条件で借りられる可能性があると確認できました。

さらにみずほ銀行カードローンでは、住宅ローン利用者は0.5%優遇されます。

例えば100万円借りる場合、通常は12.0%ですが、住宅ローンを利用していると11.5%に引き下げ可能です。

100万円をできるだけ好条件で借りたい人や、みずほ銀行で住宅ローンを組んでいる人は、みずほ銀行カードローンを選びましょう。

スマホアプリのみで100万円借りられる住信SBIネット銀行カードローン

住信SBIネット銀行カードローンのキャプチャ

項目内容
公式サイトhttps://www.netbk.co.jp/contents/lineup/card-loan/
金利(年)
※100万円借りたとき
14.79%

住信SBIネット銀行カードローンは、スマホアプリのみですべての手続きが完了します。

100万円借りるとしても、特別な手続きは必要ありません。

仮審査結果は最短60秒で確認できるので、審査に通過するか不安に思いながら長時間待つ必要もありません。

仮審査に通ったら登録したメールアドレスとメッセージボックスに連絡があり、承認された金額を確認できます。

申し込みには住信SBIネット銀行の口座が必要で、口座を持っていない人は同時申し込みも可能です。

まずはWebサイトから必要事項を入力し、申し込みを完了させましょう。

申し込み自体は10分ほどですぐに終わるので、仕事や家事の合間に時間を見つけて手続きできます。

利用可能年齢は満20~65歳で、準高齢者も100万円借りられるのが魅力。

家のリフォームや家族、孫のためにお金が必要なときでも利用可能です。

100万円借りるときは14.79%で、以下条件をクリアすると最大1.2%の引き下げも適用されます。

  • ミライノカード(クレジットカード)を持っていて、引落口座が住信SBIネット銀行
  • SBI証券口座保有に登録済、もしくは住信SBIネット銀行が提供している住宅ローンに残高がある
  • 2つの条件をクリアしている

引き下げを受けると13.59%で、利息の負担を減らせます。

住信SBIネット銀行の口座を持っている人やミライノカードを保有している人は、住信SBIネット銀行カードローンを利用しましょう。

100万円借りたいときに銀行で利用できる3つのローン

銀行ローンのパンフレットの写真

100万を借りたいとき、銀行で借りる方法は自由度が高めです。

銀行は総量規制の対象ではないため、年収に対して借りられる金額制限は儲けられておらず、ろうきんやJAのように組合員になる必要もありません。

総量規制とは年収の3分の1超の借り入れを制限する、貸金業法に定められたルールです。

貸金業者とは消費者金融や信販会社のことで、銀行は貸金業者に分類されません。

銀行は総量規制の対象ではありませんが、各行総量規制を意識して融資額に規制を設けています。

銀行で即日借りるのは難しいですが、自由度が高い点で急ぎでない場合におすすめの方法です。
※当日融資可能な銀行カードローンもあり

銀行で100万円借りられる3つのローン

銀行で100万を借りる方法として、3つのローンがあります。

ローンの種類内容金利向いている人
目的別ローン・教育ローン、マイカーローンなど借り入れの目的が明確に決まっている
・1回借りたら返済のみを行う
低め・借りたい目的がはっきりしている
・借入目的に適したローン商品がある
・できるだけ少ない負担で借りたい
フリーローン・借入前にお金の使い道が決まっている必要はあるが幅広い目的に使える
・1回借りたら返済のみを行う
低め・借りたい目的がはっきりしている
・借入目的に適したローン商品がない
・できるだけ少ない負担で借りたい
カードローン・借入目的は自由で申込前に決まっていなくてもよい
・利用限度額の範囲内で繰り返し借りられる
高め・自由な目的に借りたお金を使いたい
・繰り返し借りたい

例えば教育ローンやマイカーローンのように、目的別ローンは借りたお金の使い道に合わせて選ぶ商品です。

フリーローンも目的別ローンと同様に、申し込前に借りたお金の使い道がはっきりしていなければいけません。

「旅行費用に使いたい」「家具家電をまとめて買い替えたい」といったように、目的別ローンの対象となっていない資金を借りるのに適しています。

目的別ローンやフリーローンは1度借りたら返済のみ行うローンで、繰り返し借りられるカードローンほど滞納のリスクが高くありません。

リスクが低い分、カードローンと比較して負担が少ない傾向です。

カードローンは一度100万円の利用限度額で契約したら、繰り返し借り入れできます。

申し込みの段階で明確な使い道が決まっていなくてもよく、自由度が高いです。

しかし自由度が高い分滞納のリスクも高いため、利息は高め。

借入目的がはっきりしていて、できるだけ好条件で借りるなら目的別ローンまたはフリーローン、繰り返し借りたい人はカードローンを選びましょう。

100万借りる目的が決まっている人は銀行の目的別ローン

100万円を借りる目的が明確であれば、銀行の目的別ローンがおすすめです。

目的別ローンとは借りる目的に合わせて商品を選ぶ形式のローンで、一般的には借入目的が商品名に入っています。

例えば車関連の資金を借りるなら、マイカーローンや自動車ローンを選ぶ仕組みです。

目的別ローンの例は、以下の通り。

ローン名目的
ブライダルローン結婚式の資金を借りたい
マイカーローン車を購入したい
教育ローン教育費用を借りたい
引っ越しローン引っ越し資金を借りたい
家具・家電ローン家具家電の購入、修理費用を借りたい

銀行によって取り扱っている目的別ローンの種類は異なり、最近では「旅行ローン」「趣味用ローン」「デンタルローン」など、フリーローンに近い種類も登場しています。

目的別ローンなら、10.0%未満で借りられることが多いため、借りる目的が明確ならば積極的に利用したいローンです。

中京銀行目的別ローン
ローン名金利
ブライダルローン4.2~9.2%
マイカーローン4.2~9.2%
引っ越しローン2.8~4.9%
教育ローン2.4~3.4%

中京銀行のカードローン「C-style」で100万円借りたときの金利は、年14.5%です。

ブライダルローンやマイカーローンでも5%程度、教育ローンなら7%近く低金利で借り入れできます。

目的別ローンは、借りたい資金に合う商品がなければ利用できません。

目的別ローンで借りられない資金は、フリーローンを利用して融資を受けましょう。

新たな申し込みと契約手続きなしに繰り返し借りるなら、借入目的に関わらずカードローンを選ぶ必要があります。

ただし目的別ローンもお金が必要になった時点で再度申し込めるため、日常使いするのでなければ目的別ローンで借りましょう。

100万円を1回きりで借りたいときは銀行フリーローン

目的別ローンで取り扱われていない資金で、今回に限り100万円を借りたいなら、銀行フリーローンを検討しましょう。

フリーローンは目的別ローンと同様に、1度借りたら返済のみを行うローンです。

申し込みの時点で、借りたお金の使い道が決まっていなければいけません。

お金の使い道が決まっているなら、幅広い目的に借りたお金を利用可能です。

  • 歯科矯正
  • 資格の取得費用
  • 旅行費用
  • 結婚費用

銀行によっては目的別ローンとしてデンタルローンやブライダルローンを取り扱っていますが、マイカーローンや教育ローンしか用意していないケースもあります。

フリーローンは、目的別ローンで借りられない資金を借りたい人に適しています。

フリーローンは、カードローンよりも金利が低めな傾向です。

中京銀行の商品を例にカードローンとフリーローンの差を比較しました。

ローンの種類金利(年率)
中京銀行フリーローン4.2~9.2%
中京銀行カードローン4.9~14.5%

フリーローンの金利が低いのは、1回のみの借り入れと決まっているため。

繰り返し借りられるカードローンと比較して滞納のリスクが低い分、負担を下げられます。

カードローンのように追加の借り入れはできませんが、今回に限り100万円を借りたい人にとっては最適な方法です。

カードローンならネットバンクよりも都市銀行や地方銀行の方が低金利の傾向

100万円を借りた後も、繰り返し借りることが想定される人や、何回かに分けて100万を借りたい人は、カードローンを選びましょう。

カードローンは利用限度額の範囲内で繰り返し借りられるローン商品です。

一度契約すれば、借り入れのたびに新たな申し込みも審査を受ける必要もありません。

100万円以上を借りるなら、ネットバンクよりも都市銀行や地方銀行を選んだ方が負担も少ない傾向にあります。

銀行カードローンの比較
銀行名分類金利(年)
※100万円借りたとき
楽天銀行スーパーローン(カードローン)ネットバンク6.6%~14.5%
ちばぎんカードローン地方銀行9.0%~12.0%
三菱UFJ銀行カードローン
「バンクイック」
都市銀行13.6%~14.6%
みずほ銀行カードローン都市銀行12.0%
イオン銀行カードローンネットバンクと一般銀行のハイブリッド8.8~13.8%
paypay銀行カードローンネットバンク15.0%
横浜銀行カードローン地方銀行11.8%

※100万円の借り入れを行った場合

地方銀行の千葉銀行や横浜銀行では、12%前後で100万円借り入れできます。

都市銀行ではみずほ銀行が低金利の傾向です。

例えば楽天銀行スーパーローンとみずほ銀行で借りて5年で返済したとすれば、利息の差は以下の通り。

銀行カードローン利息
楽天銀行スーパーローン(年14.5%)411,700円程度
みずほ銀行カードローン(年12.0%)334,600円程度

5年間で7万円程度利息に差が出る計算です。

ネットですべて完結できる利便性の高さを重視するならネットバンクもおすすめですが、金利を重視するなら都市銀行や地方銀行の商品をチェックしましょう。

ただし地方銀行のカードローンは、営業区域内に住んでいないと利用できないケースもあります。

申込前に商品概要を確認して、申し込めるか条件をチェックしましょう。

\スマホで申し込み完結/

楽天銀行スーパーローンの金利チェック

銀行カードローンでは引き下げを受けられるケースもある

銀行側が設定している条件に当てはまれば、さらに金利が下がることもあります。

金利引き下げ条件の例は、主に以下の通りです。

  • カードローンを提供する銀行で住宅ローンを組んでいる
  • 給与振込口座に指定している
  • 銀行が指定するクレジットカードや金融商品を契約している

給与振込や指定の金融商品の利用で引き下げを受けられるのは、地方銀行が多い傾向です。

例えば地方銀行に分類される七十七銀行の引き下げ条件は、以下の通り。

条件引き下げられる金利
・消費者ローンまたは住宅金融支援機構
・給与振込または年金受取
0.7%
・総合口座に定期預金10万円以上
・積立預金または財形預金
0.5%
77カード0.4%
5大公共料金と学費自動振替のうち2項目以上0.3%
全項目セット3.1%

6つの条件をすべて満たすと、3.1%の引き下げを受けられます。

100万近い金額を借りようと考えている人は、普段取引のある銀行での借り入れを検討しましょう。

今日中に100万を借りたいなら消費者金融!条件が下がって利息が安くなる

今日中に100万円を借りたいなら消費者金融を選びましょう。

商品名金利(年)
※100万円借りたとき
最短審査時間無利息サービス
アイフル「ファーストプレミアムカードローン」3.0~9.5%最短30分
※WEB申込の場合
※お申込の状況によってはご希望に添えない場合がございます。
契約日から30日間
プロミス4.5~15.0%Webで最短3分
※お申込み時間や審査によりご希望に沿えない場合がございます。
借入翌日から30日間
アコム3.0~15.0%最短20分
※お申込時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。
契約日から最大30日間
レイク4.5~15.0%Webで最短25分融資も可能
※21時(日曜日は18時)までのご契約手続完了(審査・必要書類の確認含む)で、当日中にお振込が可能。一部金融機関および、メンテナンス時間等を除きます。
※審査結果によってはWebでのご契約手続きが行えない場合があります。
①30日間無利息※
②60日間無利息※
③180日間無利息※

※初めてなら初回契約日の翌日から無利息
※無利息期間経過後は通常金利適用
※30日間無利息、60日無利息、180日間無利息の併用不可
※ご契約額が200万円超の方は30日間無利息のみになります
※Webで申込いただき、ご契約額が1~200万円の方。
※Web以外で申込された方は60日間無利息を選べません。
※180日間無利息は契約額1万円~200万円まで5万円分に限り無利息

多くの消費者金融は即日の借り入れに対応しており、申し込みから最短20分程度で審査が完了するところもあります。

銀行カードローンは最短でも翌日以降の融資になるケースが多く、今日中に100万円を借りたい場面では向いていません。

ただし100万円は高額のため、収入の安定性や過去の借入状況によっては審査に時間がかかる可能性も。

審査に時間がかかる可能性も考慮し、余裕を持って申し込みましょう。

法律により100万円借りると銀行カードローンと大きな差はなくなる

消費者金融の多くは上限金利を18.0%に設定していますが、100万円以上の借り入れになると15.0%に下がります。

消費者金融の上限金利を説明した図

引き下げられる理由は、消費者金融の上限金利が貸金業法に基づいて決まっているためです。

銀行カードローンの上限金利が年14.5%と考えると、大きく差はないことになります。

ただし消費者金融でいきなり100万円を借りるのは、かなりハードルが高くなります。

消費者金融では「総量規制」と呼ばれる法律が定められており、年収の3分の1の金額しか借りられません。

つまり100万円借りるためには、年収300万円をクリアしていることが必須条件。

総量規制は借り入れの合計金額が適用されるため、年収300万円の人がプロミスで50万借りたとすると、アコムでは残りの50万しか借りられなくなります。

消費者金融では50万円以上の借り入れに、以下のような収入証明書類が必要です。

  • 源泉徴収票
  • 市民税・県民税額決定通知書
  • 所得証明書
  • 確定申告書
  • 給与明細(直近2ヶ月分)

いずれも会社もしくは役所で発行が必要な書類となるため、即日の借り入れを希望するなら前もって準備が必要です。

消費者金融で100万借りるには、以下が必須条件になると覚えておきましょう。

  • 年収300万円以上あること
  • 収入証明書類が手元にあること
  • 他社での借り入れがないこと

条件を満たしていて、できるだけ急いで借りる必要がある人は、消費者金融に申し込みましょう。

消費者金融の無利息期間を活用すれば利息を軽減できる

大手の消費者金融には無利息期間が設けられています。

無利息期間とは初めて契約する人を対象として、一定期間利息なしで融資をするサービスです。

無利息の期間は消費者金融によって異なりますが、30日無利息で借りられる借入先が多い傾向にあります。

100万円借りるとなれば、30日間の無利息サービスでも12,000円ほど利息が安くなる計算です。

年15.0%で100万円を借りたときの30日間で発生する利息
100万円×15%÷365日×30日間=約12,328円

繰り上げ返済を活用して無利息期間中に返済を進めれば、さらに利息を節約できます。

「半月待てばボーナスが入って100万円すべて返済できる」「無利息期間中の給料日に3万円多めに返済できる」といった人は、消費者金融を活用しましょう。

あなたにぴったりのカードローンを診断!

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アイフルのファーストプレミアム・カードローンは即日100万借りたいときの味方

アイフルの公式キャプチャ

項目内容
公式サイトhttps://www.aiful.co.jp/borrow/products/premium/
金利(年)
※100万円借りたとき
3.0~9.5%
最短審査時間最短30分
※WEB申込の場合
※お申込の状況によってはご希望に添えない場合がございます。
無利息サービス初回のみ30日間利息0円

アイフルには100万円からの借り入れに対応している「ファーストプレミアム・カードローン」という商品があります。

ファーストプレミアム・カードローンと通常のアイフルカードローンの違いは、以下の通りです。

商品の種類ファーストプレミアム・カードローンアイフルのカードローン
金利(年)3.0%~9.5%3.0%~18.0%
※100万円借りるときの上限は年15.0%
利用限度額100万円~800万円1万円~800万円
対象年齢満23歳以上59歳満20歳以上69歳
アイフルの利用初めての人限定2度目以降の利用も可能
申込方法Web限定・Web
・無人店舗
・電話

ファーストプレミアム・カードローンは初めてアイフルを利用する人限定の商品で、融資対象年齢が通常のカードローンより狭く満23歳以上59歳限定になっています。

申込方法はWeb限定で、専用のページから申し込まなければいけません。

ファーストプレミアム・カードローンなら、上限金利は9.5%です。

他の消費者金融はもちろん、多くの銀行より負担が少なく済みます。

23歳~59歳までと年齢に制限はありますが、最短30分審査でその日のうちに100万の借り入れも可能です。

他の消費者金融では、初めての借り入れの場合契約額が100万円未満の少額となるケースがあります。100万借りたいときは高額融資向けの商品があるアイフルに相談してみましょう。

アイフルのファーストプレミアムローンは100万円からしか借りれないわけでなく、100万円を限度額として50万円や80万円の借り入れも可能です。

急いで100万円借りる必要のある人は、ファーストプレミアム・カードローンの条件を満たしているか確認した上で申し込みましょう。

プロミスは初回借入翌日から無利息期間が始まり契約後急いで借りずに済む

プロミス公式バナー950_320

項目内容
公式サイトhttps://cyber.promise.co.jp/
金利(年)
※100万円借りたとき
4.5~15.0%
最短審査時間Webで最短3分
※お申込み時間や審査によりご希望に沿えない場合がございます。
無利息サービス借入翌日から30日間

プロミスは初回借入翌日から無利息期間が始まる消費者金融で、契約後急いで100万円借りる必要がありません。

無利息期間は初回契約日の翌日から始まるケースが多く、例えば25日に契約して28日に借り入れすると、2日分無利息期間が少なくなります。

プロミスならお金が必要なときに備えて早めに契約し、お金が必要な日に出金しても無利息期間の日数は減りません。

プロミスは、Webで申し込むと最短3分※で融資するサービスを提供。

急にまとまったお金が必要になったときでも、対応できる可能性があります。

多くのカードローンでは収入を確認する目的で勤め先に電話連絡をしますが、プロミスでは原則電話が実施されません。

職場が休みの日でも審査がストップせず、スムースに借りられる可能性が高いです。

無利息期間を最大限活用したい人や、最短3分での借り入れが希望の人は、プロミスを選びましょう。

※お申込み時間や審査によりご希望に沿えない場合がございます。

アコムは最短20分で100万円借りられるか分かる可能性もある

アコムの公式サイトキャプチャ

項目内容
公式サイトhttps://www.acom.co.jp/
金利(年)
※100万円借りたとき
3.0~15.0%
最短審査時間最短20分
※お申込時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。
無利息サービス契約日から最大30日間

アコムは最短審査時間が20分の消費者金融で、100万円借りられる可能性があるか早めに確認できます。

審査結果が出るまでの待ち時間が短ければ、審査に通るか不安に思いながら待つ必要がありません。

100万円と高額の借り入れをしたいときは、お金が借りられないと購入予定のものが買えない、やりたいことができないといった結果になる可能性も。

審査結果が分かれば、予定を進められます。

アコムも無利息期間が設けられ、契約日から最大30日間利息が発生しません。

30日間無利息で100万円借りたとすれば、12,300円程度利息の節約が可能です。

アコムの公式アプリを利用すれば、利用状況や返済日をすぐに確認できます。

返済期日の3日前と当日にプッシュ通知で返済予定を知らせてくれる機能もあるため、返済を忘れそうな人は活用して滞納を防ぎましょう。

アコムは早めに審査結果を知りたい人や、アプリの機能を活用して返済忘れを防ぎたい人にぴったりです。

レイクは無利息期間が長く100万円を少ない利息で借りられる

レイクの公式キャプチャ

項目内容
公式サイトhttps://lakealsa.com/
金利(年)
※100万円借りたとき
4.5~15.0%
最短審査時間Webで最短25分融資も可能
※21時(日曜日は18時)までのご契約手続完了(審査・必要書類の確認含む)で、当日中にお振込が可能。一部金融機関および、メンテナンス時間等を除きます。
※審査結果によってはWebでのご契約手続きが行えない場合があります。
無利息サービス①30日間無利息
②60日間無利息
③180日間無利息
※初めてなら初回契約日の翌日から無利息
※無利息期間経過後は通常金利適用
※30日間無利息、60日無利息、180日間無利息の併用不可
※ご契約額が200万円超の方は30日間無利息のみになります
※Webで申込いただき、ご契約額が1~200万円の方。
※Web以外で申込された方は60日間無利息を選べません。
※180日間無利息は契約額1万円~200万円まで5万円分に限り無利息

レイクは無利息期間の長い消費者金融で、Webで申し込めば60日間無利息も可能です。

契約後すぐ借り入れすれば、24,700円程度の利息を節約できます。

30日間無利息で節約できるのは12,300円程度のため、12,000円程度の負担を軽減。

60日以内にできるだけ繰り上げ返済をすれば、より効率的に利息をカットできます。

レイクは最短15秒で事前審査結果が表示されるため、100万円借りられる可能性があるかすぐに判断できます。

審査結果をすぐにでも知りたい人には、レイクがぴったりです。

無利息期間を重視して100万円借りたいときや、すぐに審査結果を確認したい人は、レイクを選びWebで申し込みましょう。

融資限度額:1万円~500万円
貸付利率:年4.5%~18.0%※適用の貸付利率は契約額および利用残高に応じて異なります
ご利用対象:満20歳以上70歳以下の年齢で国内に居住する方、日本の永住権を取得されている方、安定した収入のある方(パート・アルバイトでの収入も可)
遅延損害金(年率): 20.0%
ご返済方式:残高スライドリボルビング方式・元利定額リボルビング方式
ご返済期間・回数:最長5年・最大60回※融資枠の範囲内での追加借入や繰上返済に応じて返済期間・回数は変動します。
必要書類:運転免許証・健康保険証等
収入証明(契約額に応じて、新生フィナンシャルが必要とする場合)
担保・保証人 不要
商号:新生フィナンシャル株式会社
貸金業登録番号:関東財務局長(10) 第01024号
日本貸金業協会会員第000003号
電話番号:0120-09-09-09

地域密着型金融機関でも100万円借りる方法がある

以下の地域密着型金融機関でも、100万円の借り入れは可能です。

地域密着型金融機関会員資格のある人会員資格のない人が会員になる方法
ろうきん・ろうきんに出資している団体の構成員
・営業区域内に住んでいるまたは勤めている人
出資金を払う
信用金庫営業区域内に住んでいるまたは勤めている人
JAバンク・農業従事者
・営業区域内に住んでいるまたは勤めている人

地域密着型金融機関とは地域に根差した経営を行う金融機関で、原則営業区域内に住んでいるまたは勤めている人しか利用できません。

地域密着型金融機関を利用するには、会員になる必要もあります。

ろうきんとJAバンクは、会員資格があれば出資金なしで利用可能です。

会員資格がなくても、出資金を支払って個人会員になればローンを利用できます。

信用金庫は営業区域内に住んでいるまたは勤めている人なら利用可能ですが、会員になるには出資金が必要です。

地域密着型金融機関は地域の発展や会員が有利になる環境の提供を目指しているため、利用者の負担が少ないサービスが多め。

しかし申込条件が厳しく誰でも申し込めるわけではなく、事前に準備が必要です。

地域によって扱うローンの種類や金利が異なるため、ろうきんやJAバンクの会員資格がある人は地域にある店舗の融資条件を確認しましょう。

自宅近くに信用金庫があるなら信用金庫の商品もチェックすると、有利な条件で借りられる商品が見つかる可能性もあります。

ろうきんは10.0%未満で100万円を借りられる

100万円を借りたいとき、最も低金利なのはろうきんで借りる方法です。

ろうきんとは働く人の金融機関で、ろうきんに出資している以下の団体に所属する人が会員資格を得られます。

  • 労働組合
  • 生協

会員資格がない人でも、ろうきんの地域に住んでいる人や勤めている人なら、個人で出資して会員になれます

出資金は利用するろうきんによって異なり、1,000円程度から会員になれるケースも。

ろうきんは全国に13か所あり、利用できるのは住んでいる地域または勤めている地域にあるろうきんのみです。

例えば中国地方に住んでいる人は、四国ろうきんや近畿ろうきんを利用できません。

取り扱っているローンの種類や借入条件は、店舗によって異なる仕組みです。

地域により差はあるものの、ろうきんのカードローンを利用すると10.0%未満で100万円を借りられる可能性があります。

ろうきんでお金を借りるには、労金もしくは生協の組合員になるか、地域にあるろうきんを利用しなければいけません。

住んでいる地域にあるろうきんの借入条件が適用されます。

各地域のろうきん金利一覧
北海道ろうきん3.80~9.80%
東北ろうきん2.00~6.40%
中央ろうきん3.80~8.475%
新潟ろうきん5.375~7.775%
長野ろうきん2.70~5.10%
静岡ろうきん4.275~9.275%
北陸ろうきん4.80~10.6%
東海ろうきん3.90~8.55%
近畿ろうきん6.150~8.950%
中国ろうきん5.375%~8.875%
四国ろうきん3.725~8.325%
九州ろうきん3.00~9.00%
沖縄ろうきん5.10~9.80%

最も好条件な長野ろうきんで100万借り、5年かけて返済したとすると、利息は25万5千円になります。

長野ろうきんの5.10%で100万円を5年間借りた時の利息
100万円×5.1%÷365日×5年(1826日)=約255,139円

銀行カードローン(14.5%)を利用し、同じ条件で借りたとすると、利息は72万5千円。利息だけで50万円近くの差となる計算です。

上限14.5%のカードローンで100万円を5年間借りた時の利息
100万円×14.5%%÷365日×5年(1826日)=約725,397円

多くのろうきんで、カードローンの利用条件として前年度年収150万円以上を求めています。

ろうきんでお金を借りるには、条件を満たさなければいけませんが、利息を大きく抑えて借りられる可能性が高いです。

出資金を支払って会員になっても、100万円借りれば利息軽減効果の方が高いと考えられます。

出資金なしでろうきんを利用できる会員資格のある人や、個人で会員になって利息を抑えて借りたい人は、ろうきんを選びましょう。

信用金庫は地域によって条件に差がある

100万円用意する必要があるなら、地域で展開している信用金庫でお金を借りる方法もあります。

信用金庫とは地域の人たちの助け合いを目的とした金融機関で、主に個人や中小企業が取引先です。

助け合いの精神で運営されているため、カードローンの負担は低めの傾向にあります。

ただし地域によっては、銀行カードローンと同程度で済む信用金庫もも。

信用金庫の金利例
信用金庫名金利(年率)
さわやか信金2.8~14.5%
上越信金2.8~14.5%
青梅信金4.5~14.6%
豊田信金4.7~13.0%

豊田信金のように上限が低めの信用金庫もあります。

利用先の信用金庫によっては複数のカードローン商品を提供しているところもあるため、商品概要を比較して利用する商品を決めましょう。

例えば広島信用金庫では、以下の3商品が取り扱われています。

カードローンの種類金利(年)商品の特徴
いますぐまかせんサイ3.5~14.0%満20歳以上満65歳未満で安定継続収入があれば申し込める
いますぐまかせんサイ・ミニ8.0~12.5%普通預金口座にセットして利用する
子育て応援イクちゃんカードローン8.0%満18歳以下の子どもを扶養している人が申し込める

満18歳以下の子どもを扶養している人は、子育て応援イクちゃんカードローンを選ぶと負担も少なく100万円借りられる可能性も。

いますぐまかせんサイ・ミニは、住宅ローンの利用やWeb申し込みで8.0%まで引き下げられます。

信用金庫はろうきんと同じく、原則として会員にならなければいけないため、借りるまでに2週間以上の期間がかかります。

会員資格は利用先店舗の営業区域内に住んでいるまたは勤めている人です。

信用金庫に口座のある人は、信用を得やすく審査に通る可能性を高められます。

普段から取引をしている人は、取引先店舗のカードローン商品をチェックし、条件のいい商品があれば申し込みましょう。

少しでも早く100万円が必要な時は、ろうきんや信用金庫では借りるまで時間がかかるため、消費者金融など融資までの期間が比較的早い方法を選択する必要があります。

JAバンクも好条件で100万円を借りられる

農業協同組合が運営するJAバンクも、より負担が少ない条件で100万円を借りるときに利用したい金融機関です。

JAとは農業協同組合で、基本は農業従事者を貸付対象としています。

しかしJAバンクは地域社会に貢献する目的も持っているため、JAに出資金を払えば農家以外でも利用可能です。。

住んでいる地域によって利用する店舗が決まり、営業区域内に住んでいるまたは勤めている人以外は利用できません。

地域社会に貢献する目的を持つ金融機関なので、上限金利は低い傾向にあります。

JAバンクの金利例
JAなごや6.925~9.325%
JAあさひかわ12.0~14.4%
JAぎふ9.5~11.95%
JA東京中央4.5~12.0%
JAおきなわ5.3~9.8%

地域によっては銀行と同じくらいのローンもありますが、10.0%未満で借りられるローンがあります。

JAで借りるときは、次のような条件が課されることも。

JAバンク兵庫みらいの借入条件

100万円以上借りたいとき

  • 契約時年齢:満20歳以上満65歳未満の方
  • 前年度税込年収:300万円以上
  • 勤続年数:3年以上

借りる条件や審査は厳しいため、ある程度の年収と勤続年数がある人のみ利用できる方法です。

カードローンに申し込む際は、商品概要を確認して融資条件に合っているか確かめましょう。

生活に困窮しているときは公的融資制度で借りられる可能性もある

生活に困窮している人が生活立て直しのために100万円必要なら、公的融資制度で借りられる可能性もあります。

公的融資制度とは国や自治体が行っている融資制度で、誰でも利用できるわけではありません。

借りたお金の使い道も細かく決められていて、制度ごとに設けられている基準を満たす人のみ借り入れが認められます。

公的融資制度は生活に困窮している人を対象とした制度のため、負担が少ないです。

例えば生活福祉資金貸付制度は、高くても1.5%で借り入れできます。

100万円借りて5年間で返済しても、利息は38,600円程度しかかかりません。

14.5%のカードローンで借りると411,700円程度利息が発生するため、負担をかなり軽減できます。

申込条件とお金の利用目的に当てはまっている人は、公的融資制度に申し込みましょう。

公的融資制度の例

公的融資制度の例は、以下の通りです。

公的融資制度融資対象者
生活福祉資金貸付制度・低所得世帯
・障害者世帯
・高齢者世帯
母子父子寡婦福祉資金貸付制度・20歳未満の児童を扶養している配偶者のない人
・寡婦

生活福祉資金貸付制度は、市町村民税非課税程度の低所得世帯や高齢者のいる世帯が対象です。

母子父子寡婦福祉資金貸付制度では20歳未満の子どもを扶養しているひとり親や、寡婦が融資を受けられます。

寡婦とは、以下のいずれかを満たす人です。

  • 夫と離婚後婚姻しておらず、扶養親族がいる合計所得金額500万円以下の女性
  • 夫と死別(生死不明)後婚姻していない、合計所得金額500万円以下の女性

融資の条件に当てはまる人は、公的融資制度による借り入れを検討しましょう。

100万円借りられる可能性がある融資制度と借り入れの理由

公的融資制度の中で、100万円借りられる可能性があるのは以下の資金です。

公的融資制度資金の種類借入目的金利借りられる金額
生活福祉資金貸付制度生活支援費生活再建までに必要な生活費用・連帯保証人あり:無利子
・連帯保証人なし:年1.5%
・単身月150,000円以内✕3ヶ月
・2人以上世帯月200,000円以内✕3ヶ月
※3ヶ月単位で延長3回まで可能
福祉費・生業を営む費用
・技能習得や技能取得期間中の生活維持費
・福祉用具の購入
・就職に必要な費用
・住宅の増改築
5,000,000円以内
教育支援費低所得世帯の子どもが高校や大学に就学するための経費無利子・高校月35,000万円以内
・高専月60,000円以内
・短大月60,000円以内
・大学月65,000万円以内
母子父子寡婦福祉資金貸付金制度事業開始資金事業を始めるために必要な資金・連帯保証人あり:無利子
・連帯保証人なし:年1.0%
3,260,000円以内
事業継続資金事業を継続するために必要な資金1,630,000円以内
住宅資金住宅の購入や補修資金1,500,000円以内
技能習得費用事業開始や就職に必要な技能を習得する費用
※親や寡婦が対象
月68,000円
※運転免許取得は460,000円
修業資金事業開始や就職に必要な技能を習得する費用
※子どもが対象
無利子月68,000円
修学資金子どもが高校や大学に就学するための経費学校の種類により月52,500円~183,000円

生活福祉資金貸付制度では、主に生活を維持する費用や福祉費用が借りられます。

生活支援費は延長が認められれば、100万円の借り入れも可能です。

教育支援費は無利子で借りられ、卒業まで継続して受け取れば合計で100万円を超える費用が用意できます。

母子父子寡婦福祉資金貸付金制度でも、生活維持を目的として事業費や技能習得費用の借り入れが可能です。

教育関連資金や子どもが就職するための資金は、無利子で借りられます。

ひとり親家庭や寡婦は制度を活用して、必要な資金を用意しましょう。

100万借りたら利息はいくらか返済額を洗い出してみた

電卓とお金の写真

100万円を借りると、1年や2年ではなかなか返済できません。借りる場所や期間によっては、利息がどんどん膨らむため、計画的な返済が重要です。

  • 100万借りると利息はいくらになるのか?
  • 毎月の返済額はいくらなのか?
  • 何年くらい返済が必要なのか?

ローンの返済に焦点を絞って100万借りたら利息はいくらか確認し、スムーズに返済できるよう準備しましょう。

100万借りると利息はいくらになる?

ローンの利息金額を決めるのは、金利と借入期間です。

今回紹介した方法をもとに、100万借りたときの利息を洗い出してみました。
※一般的な上限金利で比較した場合

100万円を5年で返済する場合
借入方法金利(年率)総利息額
ろうきん9.8%268,900円程度
JAバンク12.0%334,600円程度
銀行カードローン14.5%411,700円程度
消費者金融15.0%427,400円程度
公的融資制度1.5%38,600円程度

参考:カードローンのかんたん返済額シミュレーション

10.0%未満のろうきんと、消費者金融で比較すると16万円程度差があるとわかります。

返済期間が伸びれば、利息が元金を上回ってしまうこともあるため注意しましょう。

例えば三井住友銀行のカードローンで100万円借りて最低返済額通りに返済すると、利息は1,045,000円程度です。

最低返済額とは、ローンごとに決められている毎月最低限返済しなければいけない金額を言います。

月々の返済額は15,000円で、返済には11年5ヶ月必要です。

参考:カードローン 返済期間シミュレーション│三井住友銀行

毎月借りた100万円を支払っているつもりが、気づけば利息の支払いになり、借りた元金はまったく減っていないケースも。

利息を少しでも減らすには、好条件のカードローンでお金を借り、なるべく毎月の支払額を増やして返済期間を短くしましょう。

100万借りると返済はいつまでかかる?月々の返済額から返済期間を計算してみた

毎月の返済額から、100万円借りたときの返済期間を比較しましょう。

毎月の返済額を増やすほど完済までの期間は短くなるため、最終的な負担も少なく済みます。

自分が毎月いくら返せるのかを想定しながら、返済計画を立ててみましょう。

ろうきんで借りた場合
毎月の返済額返済回数返済期間
15,000円(最低返済額)97回8年
20,000円65回5年5ヶ月
30,000円40回3年4ヶ月
50,000円22回1年9ヶ月

※金利9.8%の場合

JAバンクで借りた場合
毎月の返済額返済回数返済期間
30,000円(最低返済額)41回3年5ヶ月
40,000円29回2年5ヶ月
50,000円23回1年11ヶ月
銀行カードローンで借りた場合
毎月の返済額返済回数返済期間
22,000円(最低返済額)67回5年7ヶ月
40,000円30回2年6ヶ月
50,000円24回2年
消費者金融で借りた場合
毎月の返済額返済回数返済期間
26,000円(最低返済額)53回4年5ヶ月
40,000円31回2年7ヶ月
50,000円24回2年

※金利15.0%の場合

借りたい金融機関によって最低返済額は異なり、おおよそ15,000~25,000円。

同じ銀行カードローンでも、銀行によって最低返済額の設定は異なる仕組みです。

月々の返済額を減らせば毎月の負担は減りますが、5~8年も返済を行わなければいけません。

返済期間が長いほど分利息も増えてしまうため、ボーナス払いや繰り上げ返済を利用して、賢く返済を行っていきましょう。

繰り上げ返済のやり方

繰り上げ返済のやり方は商品ごとに違い、手続き例は以下の通りです。

借入先繰り上げ返済のやり方事前連絡の必要性事務手数料
三井住友銀行のカードローン・利息額以上を入金
・ATM、インターネットバンキング、振り込みで返済可能
なし無料
三井住友銀行のフリーローン電話と郵送による書面での手続き取引店に電話5,500円
長野ろうきん カードローン・インターネットバンキング
・来店
なし無料

カードローンは繰り上げ返済の自由度が高い傾向で、繰り上げ返済したいと思ったタイミングで手続きできます。

フリーローンや目的別ローンは事前の申し出を求められるケースも多く、借入先によっては事務手数料が必要です。

事務手数料が必要な借入先で繰り上げ返済をするなら、こまめに手続きをするよりもまとまった金額を一度に入金しましょう。

手数料がかからないローンでは、余裕のあるときこまめに返済しておくと、効果的に借入残高を減らせます。

100万円借りたいときの基本的な流れと注意点

100万円を借りたいとき、どの機関を利用するにしても基本の流れは同じです。

100万円借りるまでの流れ

  • WEBもしくは店舗にてローンを申し込む
  • 審査が行われる
  • 口座振込もしくはATMで引き出す

消費者金融以外の金融機関では新規の場合、ネットでの申し込みを受け付けてもらえない可能性があります。

少額の借り入れであればネットで申し込めても、100万円となると店舗に直接出向く必要があるケースも。

100万円借りる際は、本人確認書類に加えて収入証明書類が必要です。JAバンクやろうきん、銀行ローンの場合、契約のための印鑑が必要な場合もあります。

平日の昼に銀行へ行かなければならないので、中抜けや有給が取れるタイミングで申し込みましょう。

申込が完了すれば、審査が行われます。

金融機関によって審査基準やポイントは異なりますが、共通して見られる項目は以下の通りです。

  • 現在の収入状況(安定して収入があるか)
  • 過去の信用情報(延滞などの金融事故がないか)

100万円借りるときは、返済が長期化するため継続的に返済できる収入が重要です。

現時点で安定した収入がなかったり、過去に延滞を繰り返していたりすると、多額の貸し付けが難しいと判断されてしまいます。

金額が大きいからこそ、審査では厳しく見られると覚えておきましょう。

100万借りたいときはATMの限度額に注意しよう

100万を金融機関から借りる際、多くが口座への振込となります。

現金を受け取る際は指定した銀行口座に入金されたお金を引き出せますが、意外な落とし穴はATMの限度額です。

銀行口座からの引き出し額は、1日50万円が限度額と定められているATMがほとんど。

設定を変更しないと、その日のうちに100万円を引き出せません。

限度額に達してしまいそうなときは、50万円を口座Aから引き出した後、口座Bへ残りの50万円を振り込みましょう。

振り込みの限度額は引き出しと別に設けられていることが多いため、その日のうちに100万円を引き出したい場合は、2つの口座から別々にお金を引き出さなければいけません。

ネットからの事前設定で、引き出しの限度額を上げられる銀行もあるため、金融機関から振り込まれる前に口座の限度額を上げておくのもおすすめです。

100万円以上借りるときは即日融資できない可能性がある

100万円借りるときは、以下の理由で即日融資できない可能性もあります。

  • 消費者金融カードローン以外では原則即日融資ができない
  • 借入金額が多いと審査が慎重になって時間がかかる

即日融資に対応できるのは、消費者金融とごく一部の銀行カードローンのみです。

比較的審査時間が短めの銀行のカードローンでも、翌営業日まで借り入れできません。

銀行フリーローンや地域密着型金融機関では、借り入れまでに1週間~1ヶ月程度かかるケースも。

公的融資制度も、借り入れまでに1ヶ月程度の時間が必要です。

消費者金融カードローンでは即日融資も可能ですが、100万円の高額融資をする際は審査が慎重に行われます。

10万円程度なら無理なく返済できても、100万円返済すると返済期間が長くなり、月々の返済額も増えるためです。

100万円の融資を行うには、収入証明書類も必ず提出しなければいけません。

書類の確認に時間がかかったり、書類の提出が遅かったりすると、当日中に借りられない可能性も高まります。

できるだけ早めに借りるなら、確認作業がスムーズに進むよう、申し込みフォームを正確に入力して必要書類をすぐ送信しましょう。

即日融資が受けられなくても困らないよう、余裕を持った申し込みも重要です。

こんな場面で100万借りたい!ケース別で借りる方法を調査

5~10万円なら比較的借りるハードルは低めですが、100万円となると「自分でも借りられるの?」と不安になる人もいるはず。

属性やケース別で、100万借りられるのかを調査してみました。

自分に当てはまる部分を確認して、借り入れに成功する可能性があるか確かめましょう。

学生だけど100万借りたい!借りる方法はある?

学費や旅行費用で出費がかさみ、思い切って100万円を借りたい学生もいます。

借りる目的にもよりますが、学生が100万円を借りる方法は非常に限られます。

今回紹介したローンや方法では、学生が100万円を借りるのは難しい傾向です。

銀行はもともと、返済能力や社会的地位が低い学生への貸し付けに消極的です。

審査に通りやすい消費者金融でも、100万円はアルバイトのみで収入を得ている学生が借りるのは難しいと考えられます。

消費者金融で借りられるのは年収の3分の1までなので、アルバイトの年収が300万円必要です。

学業を中心に空いた時間でバイトをしている学生では、年収300万円以上稼ぐのは現実出来ではありません

学生が借りるのに特化した学生ローンでも、限度額を50万円に設定しているところがほとんど。

唯一学生が100万以上借りられるとすれば、学費を目的とした貸し付けです。

国の教育ローンや奨学金を利用すれば、まとまった金額を借りられます。

学費の貸し付けを目的としているので、100万円以上の借り入れも可能です。

借りるためには、親の申告や学校からの推薦が必要となります。

学費で100万借りたいなら、利用できる機関がないか親や学校の先生に一度相談してみましょう。

フリーターやアルバイトは100万を借りられる?

毎月の収入が安定しないフリーターやアルバイトは、働いている条件によって100万を借りられるかどうかが変わります。

借りられるかの目安となるのが、年収と勤続年数です。

長く勤務し、毎月安定して収入が得られれば申し込みは可能。

総量規制で年収の3分の1までと定められているように、100万円を借りるには最低でも300万円の年収が必要です。

これは総量規制の対象とならない銀行でも同じ。消費者金融より審査が厳しい銀行では、雇用形態と年収が重視されます。

パートやフリーターでも、年収300万円以上あれば、100万円借りられる可能性があります。

ろうきんでの借り入れには以下の基準を満たしている必要があり、フリーターは雇用の安定性がないと判断される可能性も。

  • 同一勤務先での勤続年数が1年以上
  • 前年度年収が150万円以上

社員と同じくらいの勤続年数があり総量規制をクリアできる年収があれば、100万円を借りるチャンスもあります。

主婦が100万借りるときは配偶者貸付を使える

主婦が100万借りたいときは、配偶者貸付と呼ばれる制度を利用できます。

旦那の収入を年収として申告できるため、収入のない専業主婦でも借りられる可能性がある方法です。

旦那の年収が300万円あり、他での借り入れがまったくない状態であれば、妻が100万円を借りられることになります。

ただし配偶者貸付の取り扱いは、金融機関によって異なる条件やデメリットも。

たとえばイオン銀行では配偶者に収入があっても、主婦自身の限度額は50万円に制限されています。

・ ご本人さまに収入のない場合は、配偶者さまに安定かつ継続した収入が必要となります。
※ 専業主婦(夫)の方でご本人さまに収入がなく、配偶者さまに収入がある方のお申込みは限度額50万円までとなります。

引用:イオン銀行カードローン

消費者金融の多くは配偶者貸付に対応しておらず、借りられる先も限られます。

金額が大きいため、主婦がいきなり100万円借りるのは現実的ではありません。

ろうきんの組合員や、農業従事者など地方の金融機関で優遇される状態ならば、100万を借りられるチャンスはあります。

自分や配偶者が優遇を受けられる機関がないか、確認して申込先を選びましょう。

無職でも100万借りれる?公的融資を利用するしかない

収入のない無職は、原則として金融機関でお金を借りられません。

100万円という大金では、なおさら借りるのは難しいです。

親や友人で100万貸してくれる人がいればいいですが、簡単に借りられる金額でもありません。

無職の状態で100万円を借りるなら、公的融資を利用するしかありません。

国が提供する公的融資は、そもそも収入が低く、生活していくのが難しい人向けに設定されています。

申込条件を満たしている人しか利用できず、借りたお金の使い道も限定的です。

以下の目的なら、無職の人が100万円の借り入れを認められるケースも。

  • 生活を立て直すまでの生活維持費
  • 就職を目指すための技能習得費や生業を営む費用
  • 教育費

ただし将来的に返済できると認められなければ、借り入れはできません。

生活を立て直す、就職を目指すといった目的でお金を借り、再就職できたら返済するあてがある人なら、借りられる可能性があります。

働くのが難しく生活の成り立たない人は、一時的に生活保護を申請しましょう。

働ける状態になって収入を得れば、生活保護から抜け出せます。

体調や環境を整えて働けるまで、制度を活用して生活を維持しましょう。

100万借りたい人によくある質問

100万円借りたい人によくある質問は以下の通りです。

  • 収入なしですが100万円借りられますか?
  • 誰にもバレずに100万円借りたいのですができますか?
  • 消費者金融や銀行で借りられなかったときはどうしたらいいですか?
  • 100万借りたいけど返せる自信がありません

100万円借りたい理由は人それぞれで、「収入がないけれど借りたい」「誰にもバレずに借りたい」といった悩みを抱える人もいます。

収入がなくても借りられる方法や、バレずに借りる方法もあるため、事前に確認して希望を叶えましょう。

審査に落ちたときや、返済が不安なときの対策法もチェックしてから申し込みをしましょう。

収入なしで100万円借りる方法はある?

収入なしで100万借りるなら、公的融資制度が利用できます。

  • 生活福祉資金貸付制度
  • 母子父子寡婦福祉資金貸付制度

ただし公的融資制度は生活に困っている人向けの制度で、誰でも借りられるわけではありません。

生活に困窮している人が借り入れをして生活を立て直し、仕事を始めるために利用する資金です。

「旅行に行きたい」「車を買いたい」といった理由のとき、公的融資制度は利用できません。

娯楽や買い物目的なら、収入を得てから各種ローンに申し込みましょう。

誰にもバレずに100万円借りられる?

以下のサービスがある借入先を選べば、誰にもバレず100万円借りられます。

  • Web完結の郵送物なしで契約できる
  • カードレスで取引できる
  • 原則電話による在籍確認を実施していない

借り入れがバレるタイミングの例は、以下の通りです。

  • 契約のために店舗に来店したところを見られる
  • 郵送物を家族に見られる
  • 通帳に振り込みの記録が残る
  • 職場に在籍確認の電話が入り同僚に怪しまれる

在籍確認ではできるだけバレないよう配慮してもらえますが、何の電話か聞かれてとっさに言い訳できなければ怪しまれる可能性も。

「クレジットカードに申し込んだ」といった言い訳を用意する方法もありますが、不安なら電話による在籍確認自体を避けられると安心です。

消費者金融なら上記の条件を満たせるので、借り入れがバレたくない人はアイフルやプロミスを選びましょう。

とはいえ100万借りたいときは、高額融資となるため電話連絡が行われる可能性もあります。

事前に「ローンを組んだので電話がかかってくる」と正直に伝えておけば、住宅ローンやカーローンだと思われて詮索を避けられる可能性も。

下手にごまかすのではなく、堂々としていれば怪しまれずに済みます。

消費者金融や銀行で借りられなかったときの対策法は?

消費者金融や銀行で借りられなかったときの対策法は、以下の通りです。

  • 生活に困っている人は公的融資制度に頼る
  • お金を借りすぎて返済に回したい人はおまとめローンに申し込む
  • 身内に頼めるなら頼む
  • 借入額を減らせないか検討する

生活に困って100万円借りたいときは、公的融資制度で対応できる可能性もあります。

お金を借りすぎて返済のために借りるなら、通常のローンよりもおまとめローンの方が審査に通りやすい傾向です。

おまとめローンとは複数の借り入れを1本化する商品で、追加の借り入れができません。

追加融資がない分滞納リスクを下げられるため、カードローンよりは審査に通る可能性を高められます。

100万円貸してくれそうな身内がいるなら頼る方法もありますが、高額の借り入れなので返済に関する取り決めをきちんとした上で借りましょう。

生活苦や借りすぎ以外で借りたいときは、100万円が難しくても50万円なら審査に通る可能性があります。

例えば年収が300万円ぎりぎりなら、借入希望額を減らすと総量規制の限度額までに余裕が生まれ、審査に通るケースも。

お金を作れるだけ作って、足りない分だけ借りましょう。

  • 定期預金の解約や預金の活用
  • 不用品の売却
  • 短期アルバイト
  • 少額のみ身内から借り入れ

車の購入や引っ越しが目的なら、車の購入価格を下げたり引っ越し先の家賃を下げたりして借入額を減らす方法も選べます。

100万借りたいけど返せる自信がないときはどうしたらいい?

100万円借りたいけれど返せる自信がない人は、返済計画を立てた上で申し込みを検討しましょう。

  1. 月にいくらまで返済できるか計算する
  2. 申し込みたい商品の最低返済額を確認する
  3. 最低返済額が月に支払える金額の範囲内に収まっているかチェックする

返済計画を立てるときは、月にいくらまで支払えるか計算しましょう。

支払える金額が分かったら、申し込みたい商品の最低返済額を確認します。

最低返済額は毎月必ず支払わなければいけない金額で、下回る金額での返済はできません。

最低返済額は借入先によって異なります。

借入先100万円借りたときの最低返済額
三井住友銀行のカードローン15,000円
プロミス26,000円

月に2万円払えるなら、三井住友銀行のカードローンを選ぶと無理なく返済できます。

しかしプロミスを選ぶと予算オーバーで、延滞の可能性も。

返済額が少ないと返済期間は長くなりますが、ボーナス月に繰り上げ返済をするといった対応で返済期間の短縮も可能です。

100万円を返済できるか不安な人は、最低返済額が月々支払える範囲内に収まっている借入先を選べば、延滞のリスクを抑えて借りられます。